ロケツーリズム連絡会主催「ロケツーリズムセミナー」が開催されました
最終更新日:2016年7月7日
ロケ地の観光活用をテーマに、有志によりそのノウハウや全国の先進事例等の情報共有を図る等の活動を行っているロケツーリズム連絡会が、5月31日(火)に「ロケツーリズムセミナー」を開催しました。
全国の自治体やフィルムコミッションを始め、民間団体から約200名の方が参加されました。
第1部 基調講演1
基調講演1では、はじめに、ロケツーリズム連絡会の座長も務めている株式会社地域活性プランニング藤崎慎一代表取締役から「ロケツーリズムによる効果的なシティセールス」と題した基調講演をいただきました。
ロケツーリズムや、静岡県河津市などの先進事例を交えたロケ地の観光活用に関する内容でした。
第1部 基調講演2
基調講演2では、「大河ドラマができるまで」と題し、NHK・大河ドラマ『真田丸』チーフ・プロデューサーの屋敷陽太郎様に大河ドラマ撮影決定に至る経緯、要因などについて詳細にご講演いただきました。
第2部 パネルディスカッション
第2部パネルディスカッションでは、藤崎慎一代表取締役がコーディネーターを務められ、ゲストとして、NHK・大河ドラマ『真田丸』チーフ・プロデューサーの屋敷陽太郎様、パネリストとして、ロケーションジャパン山田実希編集長、観光庁観光資源課長﨑敏志課長が登壇されました。
藤崎様のコーディネートのもと、各パネリストがそれぞれの視点から「インバウンド&地方創生における効果的なロケツーリズム」について意見を展開し、非常に盛り上がっていました。
さらに、全国各地のロケツーリズムの取組を見てきた山田編集長からは、各地でのロケツーリズムの広がりと盛り上がりについてお話いただくなど、ゲスト、パネリストの皆様から今後ロケを受け入れる側が是非とも聞きたい内容をたくさんお話いただきました。
その他にも、ロケをする側と受け入れる側の関係や、版権問題なども議論されるなど、今後ロケツーリズムを推進していく上で、有意義な内容でした。
ロケツーリズムセミナー参加者の声
・行政だけではなく、地域全体の取組として考えなければならないと学んだ。結果ばかりを求めるのではなく、地道に取り組み形にしていく。そのためにも、いつお願いされても即座に対応できる体制づくりが重要だと感じた。
・ロケ誘致だけで終わるのではなく、それを観光資源として長期的に活用していくために、自治体のみではなく民間の参加も重要であると強く感じた。綾瀬市の事例が良かった。
・大河のドラマでは50話分のストーリーや様々なバランス、時代考証などを検証されていることが大変勉強になった。
観光庁観光地域振興部観光資源課
池田
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