酒蔵ツーリズム推進協議会
®を以下のとおり開催しましたので、その概要をお知らせします。
日 時: 平成27年3月4日(水)16:30~18:20
場 所: ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸(茨城県水戸市)
出席者: 出席者リスト参照
事務局:茨城県(幹事)
第3回協議会の概要
1. 議題
•平成26年度の取組状況について
•意見交換
•次回協議会について
2.主な発言内容
(有識者)
・酒蔵はコンテンツとしては強力であるが,単体での集客が難しい。今後,インバウンド向けの酒蔵ツアーの需要は増加するため、地域を超えた大連携を図るためにも本協議会が重要と考える。
・昨年9月に都内で駐日大使向けの酒蔵見学を実施した(12か国21名参加)。
(酒造関係者)
・日本酒造組合中央会では、日本酒の魅力を世界に発信するためのアニメーションを放送し、放映後はDVDを関係者へ配布する。
(観光、関係団体)
・日本酒文化を紹介する冊子(日本語/英語)を作成したので、活用してほしい。
・今後、女性やインバウンド層を取り込むため、各種イベントを実施する。
・旅と酒、地ビールなど酒をテーマとした特集を旅行雑誌で紹介する。
・アサツーデイ・ケイでは、「酒蔵ツーリズム」の
WEBサイトや
ファイスブックにより、各種イベントや取組の情報発信をするとともに、日本酒を軸としたセミナーやシンポジウム等を多数実施した。
(自治体)
・本協議会が,酒造業界と観光業界とのネットワークづくりの場となることはもとより,各地域の生きた情報の交換の場となり,個性あふれる日本酒や酒蔵について,訪日外国人観光客を含め,多くの方々に知っていただき楽しんでいただけるよう官民で連携し,各地域のお酒や食文化などの魅力を発信し地域活性化を図っていきたいと思っている。
・市内に温泉宿泊施設がないという弱点を、隣接の温泉と連携することで解決した。
・連続テレビ小説「マッサン」や北陸新幹線開通などの話題性と関連した各種イベントやツアーを造成。
(政府機関)
・平成26年度の輸出金額は、過去最高の約294億円となった。また、日本酒を核とした産業連携による海外展開をテーマとした「Sakeシンポジウム」開催し、酒類業者やマスコミなど250名が参加した。
・今回で協議会も3回目の開催を迎えることができ,この間,新たな協議会を立ち上げた地域があるなど,全国的な拡がり,盛り上がりをみせている。
・昨年は外国人旅行者数1,300万人を達成し,2020年の目標である2,000万人も現実味を帯びてきている。現在,政府を挙げて国内外へのプロモーションや受入環境整備などを進めるとともに,世界に通用する魅力ある観光地域づくりに取り組んでおり,酒蔵ツーリズムがこうした取組の先進事例となるよう一層のご協力をお願いしたい。
3.次回協議会について
平成27年度、新潟県が事務局幹事として開催予定。
以上
※協議会の開催に合わせ,茨城県内の4つの酒蔵などを巡るツアー及びエクスカーションを実施した。
廣瀬商店(白菊) 、府中誉(渡舟)、須藤本家(郷の誉)、吉久保酒造(一品)
※「酒蔵ツーリズム」は佐賀県鹿島市の登録商標です。