最終更新日:2016年8月12日
7月27日(水)と28日(木)の2日間、小中学生に中央省庁の仕事を紹介する「子ども霞が関見学デー」が各省庁で開催され、国交省および観光庁でも様々なプログラムを実施しました。
あつまれ!子ども観光庁長官
全国の応募者の中から選ばれた8名の小学生を「子ども観光庁長官」として任命し、観光庁長官の業務を体験してもらいました。
任命された子ども長官たちは、田村観光庁長官と対談し、田村長官は「日本に外国人が来ることで日本全体が元気になる。今後も観光を通じて日本を盛り上げていってほしい」と子ども長官たちを激励しました。
次に、子ども長官たちは模擬記者会見を行い、自分の住んでいる地域の自慢できるポイントや、日本や自分の住む地域に外国人を呼び込むためのアイデアを発表してもらいました。子ども長官たちからは以下のような、子ども長官ならではの視点から見たアイデアをいただきました。
◆日本や自分の住む地域に外国人を呼び込むためのアイデア
・外国で日本の葉書を売って、日本へ行きたいと思ってもらう。
・日本が誇るアニメ映画で、日本の地方都市を舞台にして世界各国で上映しし、たくさんの外国人に興味を持ってもらい、訪れてもらうきっかけとする。
・外国で和食を紹介するフェスティバルを開催して、本物の和食を食べに日本に来てもらう。
・世界的に有名な日本のアニメを積極的に利用し、アニメに実際に出てくるホテルや町を再現した「アニメの聖地」のような場所をつくる。そこで、コスプレサミットのようなイベントもあわせて開催し、世界各国からイベントに参加してもらう。
・それぞれの地域の子どもたちが地元の「ゆるキャラ」と一緒に自分の住む地域の良さを伝えるムービーをつくり、インターネットで世界に発信する。
・日本ならではの祭りや自然遺産などの観光スポットを取り上げた写真入りの記事をインターネットでたくさん投稿してもらう。
・色々な国に日本のアンテナショップを出店し、日本全国の有名な物や場所をたくさん紹介する。体験イベントや試食会などを開いて、日本の魅力をたくさん感じてもらいたい。
・日本はものづくりが盛んで、発展してきた国なので、外国の子どもたちに日本に来てもらい、実際に産業や技術を見て体験してもらい、日本のことを知って好きになってもらう。 |
模擬記者会見を終えた子ども長官たちから、「自分が成長したように感じた」「自分の発表は緊張したけど、他の人たちの意見を聞けてやりがいを感じた」などの感想も発表してもらいました。
最後に、九州観光PRブース「九州へ行こう!」を訪れた子ども長官から、ブース出展に協力いただいた九州観光推進機構および各県のご当地キャラクターに対して感謝状が贈呈されました。
今回のプログラムを通じて、子ども長官たちは「観光」をより身近に感じられた様子でした。
九州へ行こう!
九州観光PRブース「九州へ行こう!」では、九州にちなんだクイズ、ポスターの展示などを行いました。また、九州各県のご当地キャラクターも登場し、来場者に向けて各地の魅力をアピールしました。
観光庁総務課(広報) 貴田、木村
代表 03-5253-8111(内線27-120、27‐124)
直通 03-5253-8321