観光庁は、財団法人日本ナショナルトラスト(JNT)が実施する「東日本大震災 自然・文化遺産復興支援プロジェクト」を後援しています。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、地域(まち)にとって“シンボル”となるような多くの自然・文化遺産に甚大な被害を及ぼしました。その中には、国登録文化財「六角堂」(茨城県北茨城市)や十八鳴浜(くぐなりはま)や九九鳴き浜(くくなきはま)(宮城県気仙沼市)といった鳴砂の浜など、地域にとってかけがえのない自然・文化遺産が多く含まれています。
こうした自然・文化遺産が広域にわたり大規模に被災している一方で、国登録文化財をはじめとして、国等の公共団体による経費的支援が及びにくいものが多数存在しており、保存や復旧の意思を有する所有者等への支援がまさに急務であります。
多くの自然・文化遺産が存続の危機に瀕している状況に鑑み、財団法人日本ナショナルトラストでは、ひとつでも多くの自然・文化遺産の復旧・復興を支援し、地域そのものの復興への一助となるよう、「自然・文化遺産復興支援プロジェクト」を開始しました。
本プロジェクトの開始にあたり、溝畑長官、近藤誠一文化庁長官の出席のもと、財団法人日本ナショナルトラスト川村恒明副会長がプロジェクトについての会見を行いました。
http://www.national-trust.or.jp/shinsai-news.html
本プロジェクトの詳細につきましては、財団法人日本ナショナルトラストHPをご参照下さい。
http://www.national-trust.or.jp/shinsaishien.html
