休暇取得の促進

最終更新日:2024年3月22日

 休暇を取得すること、また、その休暇を活用して旅に出、見知らぬ地域や人々の暮らし、歴史・文化に触れることは、健康の維持に加え、創造力や柔軟な視点を養うことにつながります。また、休暇の取得を促進し、旅行需要の喚起をすることは、観光を通じた交流人口の拡大により地域の活性化を目指す地域が増えてきている中で、これらの地域を訪れる人々の増加につながり、地域の活性化に資するものです。
 そのため、観光庁では休暇を取得しやすい職場環境の整備や、子どもの休みの多様化・柔軟化など、休暇に対する国民意識の変革に向けた取組を推進しています。

 

「ポジティブ・オフ」運動(平成23年7月~)

 「ポジティブ・オフ」運動の趣旨は、休暇を取得して外出や旅行を楽しむことを積極的に促進し、「休暇(オフ)」を「前向き(ポジティブ)」にとらえて楽しもう、というものです。これを前向きにとらえて、より充実した、いつもとは違う休みを経験し、「休む」とはどういうことか、をゆっくりと考える契機とすることで、将来に向けて、休暇を楽しむライフスタイルやワーク・ライフ・バランスの実現などの「ライフスタイル・イノベーション」につなげていくことを目指しています。 

◇提唱:観光庁  ◇共同提唱:内閣府、厚生労働省、経済産業省  ◇取組実施:上記4府省庁、各「ポジティブ・オフ」運動賛同企業・団体 〔ポジティブ・オフ ロゴ〕

 「ポジティブ・オフ」運動は、「ポジティブ・オフ」運動推進パートナー規約(参考資料2)に則って賛同申請をしていただければ、原則として、どのような企業・団体にも御参加いただける運動です。賛同申請は随時受け付けております。


 観光庁では、”会社と社員を輝かせる「ポジティブ・オフ」~企業における取組ポイント&事例集~”を作成しました。本冊子では、休暇取得促進を企業の生産性向上やアウトプットの質的向上に繋げるべく取り組んできた企業の事例を紹介するとともに、専門家の方による「オフ」の効用についての解説、企業の人事担当者の方への休暇取得に関するアンケートの結果とその分析を掲載し、これらを踏まえて、企業が休暇を取得しやすい職場環境づくりを行うにあたって実施すべき具体的なポイントを提示しています。


家族の時間づくりプロジェクト(平成22年度~)

家族の時間づくり画像
 地域ぐるみの「家族の時間づくり」を目的として、各地域の協力のもと、大人(企業)と子ども(学校)の休みのマッチングを行う実証事業です。「家族の時間」がもたらす教育的・社会的効果を明らかにするとともに、取組課題とその改善方策の検証を行い、同様の取組実施を広く働きかけることを目指します。


その他、過去の取組

 国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)によりアーカイブされている、過去の観光庁ウェブサイトをご覧ください。

観光政策・制度

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