海外では、国際会議・インセンティブ旅行等(MICE)の開催や実施に際し、文化施設や公的空間等を利用してレセプション等を開催することが一般的となっています。こうしたユニークベニューを積極的に利用することで、MICE開催地としての魅力向上につながり、誘致競争力の強化につながります。 観光庁では、「日本再興戦略」、「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」及び「MICE国際競争力強化委員会最終とりまとめ」を受け、文化施設や公的空間等のユニークベニューとしての利用の活性化等を促すことを目的に、施設関係者、利用事業者、自治体関係者等からなる「ユニークベニュー利用促進協議会」を設置しました。同協議会において検討を重ね、このほどユニークベニューのケーススタディやユニークベニューとしての貸出までのステップ等を示した「ユニークベニューHANDBOOK 博物館・美術館編」をはじめて作成し、観光庁のホームページでも公開しましたのでお知らせします。 「ユニークベニューの取組に関心はあるが、何から始めれば良いかわからない……」といった博物館・美術館の方のみならず、イベント誘致や企画策定等で協力するコンベンション・ビューロー、イベント・ミーティングプランナー、運営会社等の方々にも活用頂ける内容となっていますので、是非ご覧下さい。 (※1) MICEとは・・・企業会議(Meeting)、企業の報奨・研修旅行(Incentive)、国際会議(Convention)、展示会・イベント(Exhibition/Event)を総称したもの。 (※2) ユニークベニューとは・・・歴史的建造物や公的空間等で、会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場 |
