
最終更新日:2013年7月31日
1.訪日外国人全体の旅行消費額は3,132億円
・訪日外国人全体の日本国内での旅行消費額は3,132億円で、前年同期(2,421億円)と比べると29.4%増加。これは訪日外客数の増加(212万9千人→270万人)に伴うものと考えられる。
・国籍・地域別の旅行消費額は、[1]中国558億円(構成比17.8%)[2]台湾500億円(同16.0%)[3]韓国429億円(同13.7%)[4]米国364億円(同11.6%)[5]香港221億円(同7.1%)であり、上位5カ国で全体の66.2%を占める。
・香港をはじめ、韓国、台湾の旅行消費額は前年同期に比べて、50%以上の大幅増加となったが、中国は18.2%減少となった。これは訪日外客数の変動が大きな要因と考えられる(香港:12万1千人→18万9千人、韓国:46万2千人→64万4千人、台湾:38万5千人→62万人、中国:38万7千人→28万1千人)。
(報告書11頁 図表2-3参照)
2.訪日外国人一人当たりの旅行中支出額は116,033円
・訪日外国人が日本国内において支出した一人当たりの旅行中支出額は平均116,033円であり、前年同期(113,693円)と比べ2.1%増加。
・特に米国は、前年同期比24.7%増加。これは平均宿泊数の増加(14.3泊→16.6泊)に伴うものと考えられる。
(報告書10頁 図表2-2参照)
3.訪日旅行全体の満足度及び再訪意向は、9割以上と非常に高い。
・今回の訪日旅行全体の満足度は「大変満足」43.6%、「満足」48.8%で合わせて92.4%である。
・再訪意向は「必ず来たい(必ず再訪したい)」57.7%、「来たい(再訪したい)」35.2%で合わせて92.9%である。
(報告書19頁 図表5-1、5-2参照)