技術政策

海洋技術政策

 四面環海の我が国にとって、海洋は無限の可能性を秘めたフロンティアであり、海洋の開発・利用は我が国の経済社会の基盤の確立につながるものであることから、海洋基本計画(平成25年4月26日閣議決定)において、関係者が一層連携・協力し ながら海洋に係る施策に取り組むとされており、総合的かつ計画的に実施すべき施策として「海洋資源の開発及び利用の推進」「海洋産業の振興及び国際競争力」「海洋科学技術に関する研究開発の推進」等が掲げられたところです。具体的には、洋上風力発電等の海洋再生エネルギーの利用促進、海底熱水鉱床等の海洋鉱物資源の開発推進に取り組むこととされています。  国土交通省において、これらを具体的に推進していくため、大臣を本部長とし、関係部局の長を構成員とする「国土交通省海洋の利用に関する技術開発推進本部」を立ち上げました。関係府省との密接な連携のもと、産学官の連携を呼びかけていくとともに、技術開発推進体制の整備を図ってまいります。  また、海洋基本計画においては、「開発のための活動拠点については、遠隔離島(南鳥島及び沖ノ鳥島)を含め、整備を推進するとともに、これらを利用した海洋調査、経済活動等について検討する。」とされています。このため、「遠隔離島における産学官連携型の海洋関連技術開発推進委員会」を設置し、南鳥島における技術開発を計画的かつ適切に進めています。

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