IoT時代の本格的な到来を迎える中、国土交通省としては、ICT、ビッグデータ、AI等を十分活用しつつ国土交通省関係事業等の生産性向上等に努め、1億総活躍や地方創生、さらには観光立国の推進や国際競争力の向上に貢献していくことが必要となっています。
他方、国内外ではサイバー攻撃が続発しており、オリンピック・パラリンピックの開催に向けて我が国へのサイバーテロも懸念されます。また、マイナンバー制度スタートともあいまって、サイバーセキュリティ対策の強化が喫緊の課題となっています。
このような状況を踏まえ、生産性向上とサイバーセキュリティ対策の両立を目指したIT政策を展開していくことを目的として、国土交通省が取り組むべき今後の方向性等について検討を行うものです。