報道・広報

建設現場の高力ボルト需給ひっ迫を受け緊急調査を実施 8割強で工期に影響
 ~「高力ボルトの需給動向等に関するアンケート調査」の結果を公表~

平成30年11月22日

   

  国土交通省では、建設現場での高力ボルトの需給ひっ迫の声を受け、10月25日より全国で「高力ボルトの需給動向等に関するアンケート調査」を実施しました。
 調査の結果、需給動向は全国的に“ひっ迫”傾向にあり、納期も通常より長期化している傾向が確認されました。また、将来(3ヶ月後)においても同様の傾向が予想される結果となりました。
 ※高力ボルト:建物の鋼材などの接合に使われる高い強度を持つボルト

  1.調査
    (1)調査対象:鋼材関係を取り扱う供給側及び需要側の558社
    (2)調査項目:『価格・需給動向』、『納期の状況』、『関連する工事の工期への影響』等
    (3)調査期間:平成30年10月25日~11月2日
    (4)調査方法:アンケート
    (5)有効回答:305社(回答率:約55%)
            うち、高力ボルトの取扱いありと回答したのは159社
  2.結果
    (1)需給動向:「ひっ迫」
       「緩和」「やや緩和」「均衡」「ややひっ迫」「ひっ迫」を1~5点として回答。全国平均4.76。
    (2)価格動向:「やや上昇」
       「下落」「やや下落」「横ばい」「やや上昇」「上昇」を1~5点として回答。全国平均4.28。
    (3)ひっ迫の状況:
       ・工事種類では建築が53% 、土木が34%
    (4)要因として聞かれた声:
       ・再開発を含めた建築等の需要が旺盛
       ・ボルトメーカーに対する材料供給が追いついていない 等
    (5)納期及び工期への影響:
       ・高力ボルト(全般)の納期は、通常時の約1.5か月程度から約6か月程度
        まで長期化している
       ・回答があった社の8割強で工期に影響があると回答

添付資料

高力ボルト_報道発表資料.pdf(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省土地・建設産業局 建設市場整備課 労働資材対策室 鷲尾、小西
TEL:03-5253-8111 (内線24863,24864) 直通 03-5253-8283 FAX:03-5253-1555

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