平成29年11月30日

　国土交通省では、フィリピン貿易産業省との共催により、11月23日に「第１回 日本・フィリピン建設会議」を開催し、建設人材の育成に関する取組をはじめとする両国の建設分野の取組について意見交換を行いました。

　国土交通省土地・建設産業局では、我が国にとって重要な市場におけるプレゼンス向上等を目的として、建設会議の開催等により、二国間の枠組みを構築し、その関係性の強化を図ってまいりました。
　この一環として、この度、フィリピン共和国貿易産業省との共催により、第１回となる「日本・フィリピン建設会議」を開催し、建設人材の育成に関する取組をはじめとする建設分野の課題や対策等について、意見交換を行いました。
　また、会議では、国土交通省とフィリピン共和国貿易産業省の間で、人材育成をはじめとする建設分野における相互協力に関する覚書の署名が行われました。

１．日時・場所
　　平成29年11月23日（木）13:00-17:00／HOTEL JENマニラ

２．主な参加者
（１）日本側（約20名）
　　国土交通省 鈴木 大臣官房審議官
　　在フィリピン日本国大使館 伊従 経済公使
　　（一社）海外建設協会 山口 専務理事
　　現地日系企業関係者　ほか
（２）フィリピン側（約50名）
　　貿易産業省 カステロ 事務次官（国際ビジネス担当）
　　公共事業道路省 ボート 課長
　　労働雇用省 オルニア 課長　
　　フィリピン人材養成基金 ファハルド 部長
　　フィリピン建設業協会 パウリノ 事務局長
　　現地企業関係者　ほか

３．会議の内容
　日本側からは、フィリピンからの技能実習生がここ５年間で約４倍に増加していることを受け、我が国における外国人を含む建設人材の育成に関する取組を発表しました。また、フィリピン側からは、同様に、建設人材の育成に関する取組の他、ドゥテルテ政権の「Build, Build, Build」の方針のもと更なる増加が見込まれる今後の社会資本整備計画等について発表が行われ、意見交換を行いました。（会議の様子は裏面をご参照下さい。）