令和6年6月24日
都市デジタルツインの実現を目指し、国土交通省が様々なプレイヤーと連携して推進するProject PLATEAU(プラトー)では、2020年度のスタート以降、そのポテンシャルを示すことに焦点を当て、様々な分野におけるソリューション開発やコミュニティ育成、技術開発等に取り組んできました。
これまでの取組みによって3D都市モデルの可能性が明らかになりつつある現在、PLATEAUはプロトタイピングのフェーズから、実際に「役立つ」具体的なサービスを実装するフェーズへと歩を進める必要があります。2025年度では、国主導の推進体制から国、地方自治体、民間企業、研究機関等の多様なプレイヤーがそれぞれのイニシアティブで取組みを進める「PLATEAUエコシステム」の本格構築に向けた施策を講じていきます。
このため、広く産学官民の多様な主体が有する先進的・独創的なアイディア、知見・ノウハウ、技術・サービス等の情報を参考としたく、7つのテーマで「Project PLATEAU事業推進に向けての情報提供依頼(RFI#1)(2024年度)」を実施いたします。
詳細は、参考資料や応募ページをご覧ください。
■募集期間
令和6年6月24日(月)から令和6年7月26日(金)まで
■情報提供主体
各募集テーマの実施主体となりうる企業、大学、研究機関、団体等
■募集テーマ
本RFIでは、以下のテーマごとにアイディアや提案を募集します。
1)データカバレッジの拡大
3D都市モデルのデータ整備・更新を推進するため、標準データモデルの拡張やデータ整備手法の効率化等を進める企画
2)ユースケース開発
3D都市モデルを活用した社会課題の解決や新たな価値創出を実現するソリューション開発の企画
3)コミュニティ形成
3D都市モデルに関する国内の技術力向上、開発参加者のすそ野拡大、ナレッジ共有等のためのコミュニティ形成を進める企画
4)サービス実装
実装レベルの3D都市モデルを活用したサービスの開発・事業化・提供を促進する企画
5)地域のデジタルケイパビリティ向上
自治体職員や地域コミュニティ、住民、地域企業等がデータを用いて課題解決を行うための知識やスキル、技術の普及を促進する企画
6)オープン・イノベーション創出
PLATEAU実装へのブレイクスルーをもたらすシーズ開発の支援など、イノベーションの創出を促進する企画
7)エコシステム構築
地方公共団体、産業界、大学等の研究機関、地域コミュニティ、国等が連携し、3D都市モデルの実装を促進する体制を構築する企画
■応募ページ
本RFI#1では、以下のウェブサイトを構築し、実施要領や応募様式等、詳細情報を掲載しています。
また、本RFI#1の説明会〔令和6年7月2日(火)13:00~13:30〕を開催いたします。説明会への参加申込み方法等についてもこちらに掲載していますので、ご覧ください。
応募ページ:https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/plateau_rfi2025_01.html
■参考
Project PLATEAUの概要やこれまでの取組成果等については、以下URLのウェブサイト等をご参照下さい。
・PLATEAU 2024年度事業に関する報道発表資料(2024/5/9)
https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi03_hh_000133.html
・PLATEAUウェブサイト
https://www.mlit.go.jp/plateau/
・PLATEAUユースケース紹介記事(随時アップデート)
https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/
・PLATEAUテクニカルレポート
https://www.mlit.go.jp/plateau/libraries/technical-reports/
・3D都市モデル標準製品仕様書
https://www.mlit.go.jp/plateaudocument/
・PLATEAU補助事業ウェブサイト
https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/plateau_hojo.html
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