報道・広報

我が国の支援でマレーシア版グリーン物流パートナーシップ会議を初開催!!
~合わせて第15回 日ASEAN物流専門家会合を開催~

令和元年7月29日

 本年7月9日、マレーシアにおいて、我が国のグリーン物流パートナーシップ会議をモデルとして、グリーン物流パートナーシップ会議が開催され、同国におけるグリーン物流促進が本格的に始動しました。
 また翌10日には、第15回日ASEAN物流専門家会合が開催され、マレーシアに続くグリーン物流パートナーシップ会議の開催国、コールドチェーン物流サービスの規格化、「日メコン物流訓練センター」を活用した物流人材育成について議論を行いました。
 

【 概 要 】
1. 国土交通省は、2017年よりASEAN各国の物流分野における温室効果ガス削減を実現するため、我が国が開催している「グリーン物流パートナーシップ会議」をASEAN各国へ導入するための支援を行ってきました。これを受け、この度マレーシア運輸省は、ASEAN初のグリーン物流パートナーシップ会議を首都クアラルンプールで開催しました。
 第1回目となる本会議では、現地の物流事業者及び荷主企業に対して、グリーン物流促進の重要性について意識啓発を図ることを目的として、マレーシア及び我が国の専門家からグリーン物流促進の必要性について、我が国物流事業者及び荷主企業から具体的な取組事例とCO2削減やコスト削減等の取組効果等について紹介されました。また、マレーシア運輸省大臣より国土交通省及び発表者に対し感謝状が贈呈されました。

2.国土交通省は、ASEANとの間で、「グリーン物流プロジェクト」、「コールドチェーン物流プロジェクト」及び「物流人材育成プロジェクト」を推進しており、本会合においてASEAN各国の交通関係省の代表とともに当該プロジェクトの進捗を共有し、また議論しました。
 [1]マレーシアに続くグリーン物流パートナーシップ会議の開催国について議論し、国土交通省からはマレーシア同様、対象国に対し本会議の立ち上げ支援を実施する旨発言し、プロジェクト推進を促しました。
 [2]国土交通省より「日ASEANコールドチェーン物流ガイドライン」を基としたコールドチェーン物流サービス規格(JSA-S)の策定、小口保冷輸送サービスのISO化のスケジュール及びインドネシアにおける本ISO規格の普及セミナー開催について発表しました。タイからは保冷輸送の品質に関する国家規格(Q Cold Chain)の策定について発表がありました。我が国認証機関より物流サービスの規格化の必要性及び規格認証の効果について発表されました。
 [3]現在実施中の、日ASEAN包括的経済連携協力基金(JAIF)を用いた、「日メコン物流訓練センター」の活用に関するプロジェクトの進捗について情報共有されました。



 

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

別紙1,2(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局参事官(国際物流)室  福原、市野、石神
TEL:03-5253-8111 (内線25425、25426、25427) 直通 03-5253-8800 FAX:03-5253-1559

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