報道・広報

「ASEANスマートコールドチェーン構想」の実現にむけて
~オールジャパンで取り組むビジョン及び戦略を策定~

平成31年3月8日

 国土交通省は、ASEANにおけるコールドチェーン物流の需要を確実にとらえ、我が国の経済成長につなげるため、我が国物流事業者や物流機器メーカー、関係省庁・機関とともに、オールジャパンで取り組むべきビジョン及び戦略を策定しました。

 近年、ASEANでは、所得の向上に伴い食生活が多様化し、流通段階における温度管理を伴うコールドチェーン物流の需要が高まっています。
 
 ASEANにおいて、我が国物流事業者及び物流機器メーカーが、我が国の物流システム、規格・基準及び技術を有機的に活用した、高品質で環境に優しいコールドチェーン(スマートコールドチェーン)を実現し、確実にその需要を捉えるためには、官民挙げたオールジャパンでの取組が重要です。
 
 そのため、関係省庁、関係機関、物流団体及び物流事業者等で構成された「ASEANスマートコールドチェーン構想」検討会(事務局:国土交通省)において、昨年7月より議論を重ね、「ASEANスマートコールドチェーン構想におけるビジョン及び戦略」を取りまとめました。
 
 同ビジョン及び戦略においては、「高付加価値な貨物需要の創出」、「我が国事業者の優位性確保のための基盤整備」、「新たなビジネス創出支援」、「新技術の活用」の4つのビジョンのもと、これらビジョンを実現するための戦略を策定しています。
 
 同ビジョン及び戦略は、ASEAN10ヶ国における今後5年間の共通的な取組として策定しており、なかでも、最も力強くコールドチェーン物流を推進すべき重点国として、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシアの5ヶ国を選定し、我が国関係省庁・機関のそれぞれの政策ツールや支援ツールを有機的に結合させ、日本式コールドチェーン物流を戦略的に展開していくこととしています。
 
※ 別紙 : 「ASEANスマートコールドチェーン構想におけるビジョン及び戦略」

※ 参照 : 「ASEANスマートコールドチェーン構想」検討会 議事概要 ・ 資料
  → http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk1_000018.html

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際物流課 福原、市野、國下
TEL:03-5253-8111 (内線25404,25425,25427) 直通 03-5253-8800 FAX:03-5253-1559

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