平成28年8月29日

　１５日に東京地下鉄・銀座線・青山一丁目駅において、視覚障害者の方がホームから転落して死亡する事故が発生したことを踏まえ、２６日に「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」を開催しました。本検討会では、転落事故の概要やホームドアの整備の現状、心のバリアフリーに関する各社の取り組み状況などについて確認をし、また、同種事故の再発防止のため、駅ホームにおける安全性向上を検討していくことを確認しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１． 日時　平成２８年８月２６日（金）　１３：３０～１５：３０

２． 場所　中央合同庁舎７号館　１３階共用第１特別会議室

３． 議事
　 （１） ホームドアの整備促進等について
　 （２） 心のバリアフリー関係について

４． 構成　（別紙のとおり）

５． 議事概要
　○ 検討会の設置趣旨、ホームからの転落事故に対する過去の経緯、転落事故件数の推移等の現状について、国土交通省より説明した。
　○ 東京地下鉄より、今回の転落事故の概要及び同種事故の防止策について報告を受け、同社がホームドア設置のより一層の促進に努めること、
　　　目の不自由な方等がご利用する際に見守り体制を強化することを確認した。
　○ ホームドアの整備促進等については、ホームドアの現在の整備状況等について確認し、また新たなタイプのホームドアの技術開発事例について
　　　情報共有を行った。
　○ 心のバリアフリー関係については、視覚障害者への声かけや誘導案内の現状及び盲導犬を同伴する視覚障害者への対応の現状を確認した。