報道・広報

ホームドアの更なる整備による全ての利用者の安全性向上を目指して
~「ホームドア整備に関するWG」の提言が取りまとめられました~

令和元年7月31日

   学識経験者、視覚障害者団体、消費者団体の参画の下、今後のホームドア整備の考え方等について議論を重ねていただいた「ホームドア整備に関するWG」において、「ホームドアの更なる整備促進に向けた提言」が取りまとめられました。

 本年3月に「ホームドア整備に関するWG」を設置し、ホームドアを巡る現状を分析するとともに、今後の整備の考え方等を整理してきました。
この度、WGにおいて、「ホームドアの更なる整備促進に向けた提言」が取りまとめられました。
  
【ホームドアの更なる整備促進に向けた提言の概要】

1.ホームドアの意義について
   ホームドアは視覚障害者等のためのバリアフリー施設であるとともに、一般利用者を含めた全ての利用者の安全性の向上を図るための
  施設でもある。

2.番線に着目したホームドア整備について
   これまで優先整備の対象としてきた1日当たりの平均利用者数が10万人以上の駅について、番線に着目したホームドアの整備状況は、
  整備済み番線数が353番線/1219番線にとどまっている。そのため、今後は番線ごとの整備状況にも着目して、計画的にホームドアの
  整備を促進していくことが必要である。

3.軽量型ホームドア等の整備促進について
   現在、ホームドア本体の設備費用及びホームの補強費用を低減させる、新たなタイプの軽量型ホームドア等が実用化されつつある。
  このため、更なるホームドアの普及・展開に資するものとして、軽量型ホームドア等の整備を促す政策的誘因の検討を行っていくことが必
  要である。
 

 また、今般、全国の駅のホームドア設置状況資料について、平成30年度末時点に更新をしましたので、あわせて公表いたします。
 
  【全国のホームドア設置駅数】
   725駅(平成29年度末) ⇒ 783駅(平成30年度末)

お問い合わせ先

国土交通省鉄道局都市鉄道政策課 馬場、有馬
TEL:03-5253-8111 (内線40-619) 直通 03-5253-8584 FAX:03-5253-1635

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