令和2年5月15日

台風、大雨、豪雪や、人身事故等によって列車が遅延・運休した際に、鉄道事業者が駅等において、訪日外国人旅客を含む鉄道利用者に対して、速やかに多言語（日本語、英語、中国語、韓国語）で情報提供を行えるよう、国土交通省において多言語掲示物作成システムを作成し、全国の鉄道事業者に配布いたします。

　 台風、大雨、豪雪その他の自然現象や、人身事故等の異常時において列車が遅延・運休が発生した場合には、訪日外国人旅客を含む鉄道利用者に対して、速やかに現在の状況について、駅やウェブサイト等において情報提供を行い、心の不安を取り除いていただくことが重要です。
    しかしながら、訪日外国人旅客に対する多言語での案内については、各鉄道事業者において一定の取組が行われているものの、一部の小規模鉄道事業者においては、駅等の現場における対応体制の確立に苦慮している状況が見受けられます。
    このため、国土交通省においては、更なる情報提供の推進の観点から、駅等の現場においても容易に多言語での案内掲示物を作成できるよう、xlsm 形式による「多言語掲示物作成システム」を作成し、全国の鉄道事業者に配布することといたしました。
    当該システムの活用により、小規模鉄道事業者を含む全国の鉄道事業者において、異常時における多言語案内の体制がさらに強化されることが期待されます。

■多言語掲示物作成システムの概要
公表資料参照