平成20年5月30日
第4回日韓鉄道協力会議が5月28日に宮城県仙台市で開催されましたので、結果を下記の通りお知らせいたします。
記
江陽グランドホテル(仙台市青葉区本町二丁目3-1)
日本側 国土交通省鉄道局長 大口 清一 他
韓国側 国土海洋部航空鉄道局鉄道政策官 シン ヒョギユン 他
(1)今回の会議で、以下の4つの議題について発表があり、意見交換が行われた。
[1]空港アクセス鉄道について
会議開催地の仙台で2007年3月に開業した仙台空港鉄道をはじめとする、我が国の空港アクセス鉄道の現状について日本側より発表。
[2]貨車用の軌間可変台車の開発状況について
韓国と軌間の異なるロシア等との大陸間貨物輸送の需要増大に備え、スムーズに貨物を輸送するための、軌道可変台車の開発状況について韓国側より発表。
[3]地下鉄とまちづくりについて
会議開催地である仙台市より、地下鉄の建設と、沿線のまちづくりについて発表。
[4]高速鉄道について
日本側より整備新幹線について、韓国側よりKTXについて、それぞれの現状と今後の予定を発表。
(2)両国は、環境に優しい社会を確立するべく、双方が保有する高速鉄道や都市鉄道を一層磨き上げていくために幅広く協力していくことを確認した。
お問い合わせ先
- 国土交通省鉄道局総務課国際業務室
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TEL:(03)5253-8111
(内線40792、40793)