令和5年8月31日

令和４年度第２次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業」の公募を令和５年８月31日（木）から開始します。 　本事業は、SBIR制度において、革新的な研究開発を行うスタートアップ等が社会実装に繋げるために実施する大規模技術実証（フェーズ３）に対して補助を行い、我が国におけるスタートアップ等の有する先端技術の社会実装の促進を図ることを目的としています。

１．公募概要
令和４年度第２次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業」の補助対象事業について、「災害に屈しない国土づくり、広域的・戦略的なインフラマネジメントに向けた技術の開発・実証」(以下、防災・インフラマネジメント分野)、「国際競争力強化に資する交通基盤づくりに向けた技術の開発・実証」(以下、国際競争力強化に資する交通基盤づくり分野)の２つの分野の公募を開始いたしましたので、お知らせいたします。公募情報は以下の基金設置法人のホームページに掲載されているので、ご確認ください。
 
○防災・インフラマネジメント分野
https://www.teitanso.or.jp/sbir-kokkou-hojo/
○国際競争力強化に資する交通基盤づくり分野
https://www.teitanso.or.jp/sbir-kokkou-hojo/kokusai/
○分野共通
https://www.teitanso.or.jp/sbir-kokkou-hojo/download/
 
２．公募内容
本事業の補助対象は、国土交通省が提示する研究開発課題（以下「テーマ」という。）を解決するために必要な革新的な新技術を有する代表スタートアップ又は当該新技術を有する代表スタートアップの技術を活用したコンソーシアムによる大規模技術実証事業（今回の公募対象事業への補助金は約１４０億円規模）です。各分野における公募のテーマは以下のとおりとします。
 
○防災・インフラマネジメント分野
・建設施工・災害情報収集における高度化（省力化・自動化・脱炭素化）の技術開発・実証
・デジタルツインを活用した公共構造物（道路・河川）の維持管理手法の技術開発・実証
・都市デジタルツインの技術開発・実証
・次世代機器等を活用した河川管理の監視・観測の高度化に資する技術開発
・次世代機器等を活用した道路管理の監視・観測の高度化に資する技術開発

○国際競争力強化に資する交通基盤づくり分野
・AUV（自律型無人潜水機）・ROV（遠隔操作型無人潜水機）を活用した港湾鋼構造物の点検効率化・高度化に関する技術開発・実証
・空港業務の生産性向上に関する技術開発・実証
 
（参考）
　　  「国際競争力強化に資する交通基盤づくり分野」における以下に示す２テーマについては、１１月下旬頃に公募を開始する予定です。
　　　・ドローンによる港湾施設の点検効率化・高度化等に関する技術開発・実証（仮称）　
　　　・船舶離着岸の安全性向上等に関する技術開発・実証（仮称）
     
　　　また、「安全・安心な公共交通等の実現に向けた技術の開発・実証」分野についても後日公募を開始いたします。
 
３．公募期間
令和５年８月31日（木曜日）～令和５年10月13日（金曜日）12時（必着）
 

【問い合わせ先】 ＜本事業全体の概要等について＞ 　大臣官房技術調査課　岡本、及川 　　TEL: 03-5253-8111（内線22343,22305）/ 03-5253-8125（直通） 　総合政策局技術政策課　神山、柳井 　　TEL: 03-5253-8111（内線25615,24295）/ 03-5253-8308（直通） ＜公募内容・応募手続き等について＞ （防災・インフラマネジメント分野） 　国立研究開発法人 土木研究所　技術推進本部　SBIRフェーズ３基金担当 　　sbir-support@pwri.go.jp （国際競争力強化に資する交通基盤づくり分野） 　国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所　SBIR運営支援法人業務室 　　kokuken-sbir@p.mpat.go.jp