報道・広報

第4回 日ミャンマー交通次官級会合等の開催結果概要

平成29年11月1日

10月26日(木)、ミャンマーにおいて、第4回日ミャンマー交通次官級会合を開催し、交通分野における両国の協力案件について、次官級による政策対話を行いました。また、タン・スィン・マウン運輸・通信大臣及びピョー・ミン・テイン ヤンゴン地域政府首相を表敬訪問し、それぞれミャンマーにおける交通分野の協力案件及びヤンゴンにおける都市交通・都市開発分野の協力案件について意見交換を行いました。

第4回日ミャンマー交通次官級会合 [10月26日(木)]
出席者:[日本側]       奈良平 博史 国土交通審議官 他
        [ミャンマー側] チョウ・ミョー 運輸・通信副大臣 他
場所:   ミャンマー・ネピドー 運輸・通信省
概要:   日本及びミャンマー側それぞれから、「ハンタワディ空港、ニャンウー空港及び地方空港民営化」、「ヤンゴン・マンダレー幹線鉄道近代化、ヤンゴン環状鉄道近代化及びヤンゴン都市鉄道」、「ラカイン州への旅客船供与及び港湾のコンテナ引き取り手続き」、「ティラワ港、ダウェー深海港及びマンダレー港」、「ミャンマーの自動車登録・検査・整備制度等の改善」、「ヤンゴンの交通渋滞・交通安全対策」の進捗状況や行っている取組みについて発表を行い、意見交換を通じて今後の展望に係る認識を共有しました。

1.タン・スィン・マウン 運輸・通信大臣への表敬 [10月26日(木)]
 ミャンマーにおける交通分野の協力案件の現状を確認し、今後協力関係を更に強化することで一致しました。また、ハンタワディ空港建設計画に係る検討状況を共有し、ヤンゴン・マンダレー幹線鉄道、ヤンゴン環状鉄道近代化事業の今後の方向性を確認しました。さらに、奈良平国交審から、ティラワ港の追加的整備及びヤンゴン都市鉄道整備への日本の関心を示したところ、先方から、日本の支援を要請したい旨の返答がありました。

2.ピョー・ミン・テイン ヤンゴン地域政府首相への表敬 [10月27日(金)]
 ヤンゴンにおける交通渋滞・交通安全対策について、この1年の実施事業の振り返りを行うと共に、来年1年で実施していくべき取組について議論を行い、先方からは、今後特に、バス及び鉄道のハード面・ソフト面での改善を行っていきたい旨述べられました。また、都市開発分野や下水道分野について、今後協力関係を更に強化していくことを確認しました。
 

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課 前田、大野
TEL:(03)5253-8111 (内線25924, 25916)

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