報道・広報

ジャパンブルーエコノミー(JBE)技術研究組合の認可について
~我が国初となるブルーカーボンに関する技術研究組合~

令和2年7月10日

 ブルーカーボン等に関する試験研究を行う技術研究組合設立の申請があり、技術研究組合法第13条第2項に適合していると認められたため、令和2年7月14日付で認可し、同日に認可書交付式を行います。

 沿岸域の藻場や浅場等に生息するアマモ等海洋植物にCO2として取り込まれた炭素はブルーカーボンと呼ばれています。近年、世界的に温室効果ガス削減に向けた取組が推進される中、昨年スペインで開催された国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)は、「ブルーCOP」と位置付けられ、海洋をテーマとするイベントが多数開催されるとともに、地球の気候システムの一部としての海洋の重要性についてCOP採択文書の中で初めて言及されました。四方を海に開かれた我が国にとって、海洋植物が生息する沿岸域はCO2の吸収源としてのポテンシャルが高いことから、早期にCO2吸収量の算定手法を確立し、CO2吸収量を拡大する技術開発等が重要な課題となっています。
 このたび、こうした課題に対応するため、海洋植物によるブルーカーボンの定量的評価、技術開発及び資金メカニズムの導入等の試験研究を目的とした「ジャパンブルーエコノミー(JBE)技術研究組合」の設立認可申請があり、技術研究組合法第13条第2項の要件を満たすと認められるため、令和2年7月14日付けで認可する予定です。
 ついては、認可書交付式を下記のとおり行います。

日時

令和2年7月14日(火)11:00~

場所

中央合同庁舎3号館8階 国土交通省 国際会議室

取材等

認可書交付時のカメラ撮りは可能です。
また、認可書交付後に同会場内でブリーフィングを行います。
※撮影及びブリーフィングは、報道関係者のみとさせていただきます。
取材を希望される方は別紙「FAX送信票」に必要事項をご記入の上、
7月13日(月)17時までに、FAXにてお申し込み下さい。

添付資料

報道発表(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省港湾局海洋・環境課 渡邉、栗田
TEL:(03)5253-8111 (内線46-682) 直通 03-5253-8685 FAX:03-5253-1653

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