報道・広報

第16回北東アジア港湾局長会議ならびに第16回北東アジア港湾シンポジウムの開催結果について

平成27年11月5日

 平成27年11月2日(月)~11月3日(火)の間、第16回北東アジア港湾局長会議および第16回北東アジア港湾シンポジウムが日本神戸市で開催されました。

1.第16回北東アジア港湾局長会議

 日中韓の港湾局長等が一堂に会し、第16回北東アジア港湾局長会議が日本神戸市で開催されました。会議では、まず各国の代表から「港のにぎわいづくり」をテーマとして報告があり、活発な意見交換が行われました。日本からは、にぎわい創出のための再開発事例とともに、みなとオアシス等の取組について紹介を行いました。
 さらに、作業部会において取り組んできた「北東アジアの海上コンテナ輸送におけるRFID活用の促進」、「北東アジアにおけるマリーナネットワークの構築」、「北東アジアにおけるクルーズ振興」について成果報告が行われました。特に、日本が主導していた「北東アジアにおけるクルーズ振興」では日中韓におけるクルーズ振興の優良事例集が提出されました。また、「沿岸環境の変化と対策の効果」のテーマでは、新たに中国も加わり、三か国の研究機関で研究を続けることが報告されました。今後の共同研究として、「日中韓における港湾法制度の比較研究」、「コンテナターミナルの効率的開発のための荷役能力の研究」、「北東アジアにおける港のにぎわいづくり」の3つのテーマに取り組むことを確認しました。また、神戸市吉井真みなと総局長から、「神戸港の課題と取組み」についてのプレゼンテーションが行われました。
 なお、北東アジア港湾局長会議は、1995年から1999年の間、年1回開催された日韓港湾局長会議をベースに、2000年より中国が加わり拡大したもので、今回で16回目の開催となります。次回の第17回北東アジア港湾局長会議は、韓国で開催される予定です。

2.第16回北東アジア港湾シンポジウム

 局長会議翌日の11月3日には、第16回北東アジア港湾シンポジウムが開催されました。日中韓の官民の港湾関係者約300名が集まり、「海洋連結性 ~人・物のつながり~」をテーマに三か国の専門家から発表があり、その後発表者と参加者による熱心な質疑がなされました。また、特別講演として久元喜造神戸市長から「みなとまち神戸のこれから」と題した発表がありました。

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課国際企画室 中嶋、新見、福永
TEL:03-5253-8111 (内線46464、46463) 直通 03-5253-8679 FAX:03-5253-1651

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