報道・広報

高知室戸岬沖GPS波浪計の観測データは、気象庁で津波情報に活用されることになりました

平成27年3月20日

国土交通省港湾局では、港湾整備に必要な沖合の波浪情報を取得するため、GPS波浪計を設置しています。
GPS波浪計は、地震発生時には沖合での津波観測も可能であることから、観測データを気象庁にリアルタイムで提供し、気象庁が発表する津波観測情報に活用されています。

平成26年11月に高知室戸岬沖に設置したGPS波浪計については、平成27年1月22日より気象庁において津波警報の切り替えに活用されているところですが、この度、津波情報に活用する津波観測点に追加されることになりましたのでお知らせします。
活用開始の時期は平成27年3月26日12時の予定で、本件は気象庁からも報道発表されています。


GPS波浪計を含む港湾局所管の海象観測機器の観測データは、全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス)のWebサイトでも公表しています。
URL: http://www.mlit.go.jp/kowan/nowphas/

※GPS波浪計とは、GPS衛星を用いて沖合に浮かべたブイの上下変動を計測し、波浪や潮汐等を観測する機器です。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、東北地方太平洋側に設置したGPS波浪計において、津波が沿岸に到達する約10分前に6mを超える津波高を観測しました。このデータは、気象庁において活用され津波警報の切替えが行われました。
※津波情報とは、津波警報・注意報を発表した場合に発表される、津波の到達予想時刻や予想される津波の高さ等の情報です(気象庁所管)。

お問い合わせ先

国土交通省港湾局技術企画課技術監理室 辰巳、成田
TEL:03-5253-8111 (内線46634) 直通 03-5253-8681 FAX:03-5253-1652

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