報道・広報

「港湾における防潮堤(胸壁)の耐津波設計ガイドライン」の策定

平成25年11月29日

 「港湾における地震・津波対策のあり方(答申)」(平成24年6月)を受けて、平成25年9月に技術基準省令及び関連告示が改正され、防潮堤の要求性能として、津波に対する粘り強さを可能な限り有することが規定されました。「港湾における防潮堤(胸壁)の耐津波設計ガイドライン」は、粘り強い防潮堤の設計のための参考資料として、「港湾の津波に対する防護のあり方検討会」(平成24年度)での技術的検討をとりまとめたものです。
 本ガイドラインは、設計津波を超える規模の津波に対しても、津波減災効果を可能な限り発揮できるように、施設の重要度や費用対効果等を踏まえながら、付加的な対策を施し、損傷は許容するが倒壊しにくい「粘り強い構造」を設計する際に考慮すべき事項を紹介しており、耐津波設計の基本的な考え方、設計津波の設定、性能照査の全体的な手順、粘り強い胸壁のための対策箇所と対策工等が説明されています。
 なお、粘り強く減災効果を発揮できる港湾構造物の設計のための参考資料としては、平成25年1月に「防波堤の耐津波設計ガイドライン」(平成25年9月改訂)を公表しており、本ガイドラインは、港湾における防潮堤の施設構造のうち、胸壁を主たる対象としています。

(添付資料)
別紙1 「港湾における防潮堤(胸壁)の耐津波設計ガイドライン」 概要版
別紙2 「港湾における防潮堤(胸壁)の耐津波設計ガイドライン」 本文
別紙3 「港湾における防潮堤(胸壁)の耐津波設計ガイドライン」 参考資料

お問い合わせ先

国土交通省港湾局技術企画課技術監理室 辰巳、岡本
TEL:03-5253-8111 (内線46633、46614) 直通 03-5253-8681 FAX:03-5253-1652

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