報道・広報

下水処理場運転操作へのAI 導入に向けた提言がとりまとめられました
~「下水処理場運転操作へのAI 導入に向けた環境整備に関するあり方について」~

令和6年3月28日

○下水道DX の一環である下水処理場運転操作へのAI 導入に向け、国土交通省では下水道革新的技術
実証事業(B-DASH)にて、「AI を活用した水処理運転操作の最適化支援技術」の実証を行っています。
また、複数の地方公共団体等でも、企業と共同で下水処理場の運転操作にAI を活用する実証研究が
実施されています。

○このような状況を踏まえ、令和4年度より、有識者等からなる「AI による下水処理場運転操作デジ
タルトランスフォーメーション(DX)検討会」において、下水道管理者が水処理運転操作等にAI 導入
を検討するにあたり参考となるAI 導入の効果や導入モデル、必要な環境整備等を議論してきました。

○このたび、同検討会における議論を経て、「AI 導入及び運用に必要な運転データの取得(ベンダー
ロックイン解消に向けた環境整備)」「信頼性の確保」「透明性の確保」「技術開発・導入促進」の観点から、「下水処理場運転操作へのAI 導入に向けた環境整備に関するあり方について」が提言としてと
りまとめられました。

○ 「下水処理場運転操作へのAI 導入に向けた環境整備に関するあり方について」は、これまでの検
討会資料とあわせて、ホームページで公開しています。
https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000774.html

※ベンダーロックイン:既存システムと通信が必要な新規システムを構築する場合、既存システムベンダー
が独自の通信仕様を採用しているため、他社ベンダーが参入困難な状態を指す。

添付資料

報道発表資料(PDF形式:164KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 水管理・国土保全局 下水道部 下水道企画課 下水道国際・技術室 下水道国際推進官 工藤、環境技術係長 伊波 
TEL:03-5253-8111 (内線34172、34134) 直通 03-5253-8803

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