報道・広報

記録更新!川辺川が12年連続で「水質が最も良好な河川」に
~全国の一級河川の水質現況をとりまとめ 9割以上で環境基準を達成~

平成30年7月6日

国土交通省では毎年7月7日の川の日を前に、水質調査結果を公表しております。
「水質が最も良好な河川」は16河川で、今回初めて鮭川(山形県)が選ばれました。
このほか、河川の環境基準達成率は10年連続95%以上、水質事故の発生件数も10年で最低の発生件数となるなど、全国的に良好な水質を保っています。

○水質が最も良好な河川(*1)【パンフレット p3】

・今年度は、以下の16河川が「水質が最も良好な河川」となりました。

 

河川名 都道府県名 河川名 都道府県名 河川名 都道府県名 河川名 都道府県名
尻別川 北海道 荒川 福島県 天神川 鳥取県 本庄川 宮崎県
後志利別川 北海道 玉川 秋田県 小鴨川 鳥取県 球磨川 熊本県、宮崎県、鹿児島県
沙流川 北海道 黒部川 富山県 佐波川 山口県 川辺川 熊本県
鮭川 山形県 熊野川 奈良県、和歌山県、三重県 厳木川 佐賀県 五ヶ瀬川 大分県、宮崎県、熊本県
(*1)国土交通省が実施している水質調査のうち、各調査地点におけるBOD年平均値の平均及びBOD75%値の平均がともに0.5mg/ℓである河川。

○環境基準の満足状況【パンフレット p6】

・BOD又はCODの環境基準を満足した調査地点の割合は、91%(895地点/988地点)。
・このうち、河川では96%(854地点/888地点)で10年連続95%以上となりました。

○水質事故等の状況【パンフレット p11】

・良好な河川への関心の高まりや事故への訓練の実施などにより、 平成29年の水質事故の発生件数は865件となり、10年間で最も低くなりました。

○きれいな水質を活かした地域活性化特集【パンフレット p13~】

・良好な水質は地域活性化にもつながります。
・今年は、弘前城の内濠の水質改善で観光客が増加した青森県岩(いわ)木川(きがわ)(弘前城・津軽ダム)や
 山口県佐波(さば)川(がわ)、北海道留萌(るもい)川(がわ)、富山県内川(うちかわ)について特集をしております。
※より詳しい水質データや地方版パンフレットについては、下記を参照ください。
http://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kankyo/kankyou/suisitu/h29_suisitu.html

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

平成29年概要パンフレット(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省 水管理・国土保全局河川環境課 企画専門官 岩井 聖  係長 青地 絢美
TEL:03-5253-8111 (内線35443、35482) 直通 03-5253-8447 FAX:03-5253-1603

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