令和5年10月12日

世界各国の航空当局実務者及び関連団体が参加して行われる国際民間航空機関（ICAO）航空環境保全委員会運営グループ２０２３会合（通称CAEP-SG会合）が香川県高松市で開催されます。 CAEP-SG会合は年1回開催されるもので、今回の会合では、国際航空分野における、CO2排出削減の長期目標やその枠組み、騒音や排出物対策など航空環境分野全般についての審議が行われます。

※　国際民間航空機関（ICAO）は、国際民間航空条約（シカゴ条約）に基づき、１９４７年に設置された国連専門機関であり、
国際民間航空に係る国際標準・勧告方式の採択、法的枠組みの確立、技術協力、各国の安全監視体制の監査等を実施しています。
（現在の加盟国１９３ヵ国（我が国は１９５３年１０月に加盟））
※　航空環境保全委員会（CAEP:Committee on Aviation Environmental Protection）は、１９８３年にICAOに設置され、
航空環境分野の様々な課題について、技術的・経済的観点から検討を行う技術委員会であり、３年に１度本会議が開催されます。
CAEP-SG会合は３年毎の本会議の間に､検討事項の進捗状況の報告、審議を行うため年1回開催されるものです。
 

1. 開催概要

日　程：令和５年１０月１６日（月）から１０月２０日（金）まで
場　所：香川県高松市　かがわ国際会議場
参加者：各国の航空当局実務者等 約２００名程度（オンライン参加者を含む）
 

2. 我が国からの参加者

・CAEP日本メンバーである江口 真 航空機技術基準企画室室長が参加
・大沼 俊之 航空局次長による開会挨拶（１０月１６日（月）１０時過ぎ）を行う予定
 

3. 議題

（１）国際航空分野における、CO2排出削減の長期目標やその枠組み及び持続可能な航空燃料（SAF）の導入促進に関すること
（２）その他、騒音や排出物対策など国際航空分野における航空環境分野全般に関すること
 

4. 撮影申込等について

　非公開ですが、開会時の大沼次長の挨拶時のみ撮影可
 ・撮影を希望される方は、１０月１３日（金）１５時までに、当メールアドレス（hqt-caepsg5-jcab@gxb.mlit.go.jp）あてに、
「勤務先・所属団体等名称、氏名、連絡先（電話、メールアドレス）」をご連絡ください。
 ・期日までにご連絡いただいた方に対して後日、当日の受付時間・場所、撮影にあたっての留意事項等ご案内いたします。
 ・会場のセキュリティの関係上、事前にご連絡いただいた方以外の取材はお断りいたします。