令和5年10月31日

 

国土交通省では、令和6 年1 月29 日(月)に開催予定の「第24 回 空港技術報告会」における報告議題を募集します。 　テーマに関連した整備や新技術に関する報告及び空港における技術開発、計画、工事、研究成果等に関する報告の議題を受け付けます。

　「空港技術報告会」は、「空港土木工事報告会」（昭和41 年～）として始まり、「空港土木技術報告会」との名称変更を経て、平成12 年に技術の高度化・多様化の流れを受け、土木、建築、機械の各分野にまたがる総合的な空港技術の情報発信及び共有を目的とする現在の形となりました。

　インバウンド需要等による航空利用の拡大に伴い、航空への需要の質は多様化・高度化し、空港の整備は利便性や快適性の向上等の質的充実へと転換するなど、時代と共に変容してきております。

　近年では新型コロナウイルス感染症の流行やカーボンニュートラルの推進等、新たな課題への対応が急務となっており、国際的にも空港を取り巻く環境は大きく変化してきています。
　また、国内では、労働力不足への対策として、デジタル化やデータ活用による効率化・省人化も重要なトピックとなっており、加えて、災害大国である我が国において、防災・減災対策も引き続き力を注がなければならず、これら課題への対応も空港に求められています。

　こうした背景を踏まえ、国民生活や社会経済活動を支える航空ネットワークを適切に維持し、刻々と変化する国内外の課題やニーズに的確に対応するため、型にとらわれない柔軟な視野、視座から我が国が持てる技術力を最大限効果的に活用し、空港の持続的な発展を促進していく必要があります。

　上記を踏まえ、今年度は｢空港の持続的な発展を支える技術｣をテーマとし、テーマに関連した整備や新技術に関する報告を募集します。また、空港における技術開発、計画、工事、研究成果等に関する報告についても広く募集します。詳細については、次頁の「応募要領」をご参照ください。