舶用部品鋳造のための電気炉導入を支援します
～令和５年度 海事分野における脱炭素化促進事業の公募～
令和5年12月7日
国土交通省は環境省と連携し、海事分野におけるサプライチェーン全体の脱炭素化に向けて、舶用部品の電気炉を用いた省CO2な製造プロセスの確立に係る設備導入を支援する事業の公募を行います。
１．事業内容
舶用工業では、年間約6.5万t-CO２が排出されており、うち、プロペラ等の一部の舶用部品については、鋳造で製造する際に、CO２排出量の多い高炉により製造された鋼材を使用しており、舶用工業全体の70%にあたる年間約4.6万t-CO2を排出しています。
高炉を電気炉に転換することにより、CO2排出量を約75%削減することが可能とされているため、舶用工業の脱炭素化を推進するためには高炉から電気炉への転換に取り組むことが必要です。本事業では、舶用部品を製造するための電気炉の導入に必要な経費の一部を支援します（補助率１／２以内）。
本支援による電気炉導入をモデル化することで、電気炉を用いた舶用部品の省CO2な製造プロセスの自立的普及を目指し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
２．公募について
事業補助額３億円の範囲内で事業の採択を行う予定です。
３．公募締切について
令和５年12月27日（水）17:00必着
４．その他
公募要領及び公募申請書類については、環境省のホームページをご覧ください。
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/biz_local/r5_energy.html
※ 別添参照
お問い合わせ先
- 国土交通省 海事局 船舶産業課 猪原 坂井田
- TEL：03-5253-8111 （内線：43-637、43-653） 直通 ：03-5253-8634
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