世界初、国際的な車両認証制度（IWVTA）に基づく認定証を発行
～安心・安全な車の国際的な普及を目指して～
令和元年12月20日
| 国土交通省は、トヨタ自動車株式会社から申請のあった車両（通称名：ヤリス）に対し、国際的な車両認証制度（IWVTA）に基づく認定証を世界で初めて発行しました。 |
国連の自動車基準調和世界フォーラム（WP29）で2018年7月に成立した国際的な車両認証制度（International Whole Vehicle Type Approval、IWVTA）は、自動車の各国間での認可手続きの共通化・簡素化を図ることを目的に作られた制度です※。
この制度を活用した世界で初めての認定が12月11日、国土交通省よりトヨタ自動車株式会社の車両（通称名：ヤリス）に対して行われました。
発行された認定証により、日本と同じくIWVTA締約国となっている欧州を中心とした56カ国・１地域で自動車の基本的な安全・環境性能の審査を省略できることとなり、自動車メーカーはそれらの国・地域での販売・流通が容易になり、国際競争力の強化が図られることが期待されます。
国土交通省としては、引き続き、自動車メーカーに対して本制度の活用を促してまいります。
※具体的には、これまでの相互承認の対象を個別の装置、部品に加え、新たに車両の基本的な構造の安全・環境性能を確保する「車両単位」に発展させるものです。
お問い合わせ先
- 国土交通省自動車局審査・リコール課 髙久、佐藤
- TEL：03-5253-8111 （内線42312,42323） 直通 03-5253-8595 FAX：03-5253-1640
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