報道・広報

バスターミナル等における先進的警備システム実証実験結果とりまとめ

令和2年3月27日

 国土交通省では、不審人物や不審物を自動で検知できる「先進的警備システム」のバスターミナル等における導入に向けて実施した実証実験の結果をとりまとめました。今後、同システムの導入促進につなげて参ります。

 国土交通省は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、バスターミナル等不特定多数が集まるソフトターゲットに対する警戒強化を目指し、不審人物や不審物を自動で検知できる「先進的警備システム」のバスターミナル等における導入に向けて実施した実証実験の結果をとりまとめました。

1.実証実験の目的
 先進的警備システム実証実験は、その導入効果を検証及び評価することによりバスターミナル等への同システムの導入促進を図ることを目的に実施しました。

2.実証実験の概要
 実証実験の実施に当たり、学識経験者を含めた自動車分野に対するテロ対策検討会(以下「検討会」という。)を設置し、要求水準、募集要項、参加事業者の選定、実証実験結果の評価などの重要事項について、検討会の審議を経た上で進めました。
 実証実験は、令和2 年2 月14 日から21 日までの間で、東京駅八重洲南口バスターミナルの一部区域において、公募の上選定された事業者の協力により、バスターミナルで有効と思われる機能を中心に実施しました。(別紙1参照)
 なお、検討会において個人情報や技術情報などには特に配慮すべきとの提言があったため、それらに十分配慮した上で実験を行いました。(別紙2参照)
 実験終了後、各事業者から報告された検証結果が検討会に報告されたことを受け、検討会により総評として取りまとめられました(「先進的整備システム実証実験検証結果の総評」令和2 年3 月24 日自動車分野におけるテロ対策検討会(第2回))。(別紙3参照)

3.先進的警備システムの導入促進に向けて
 今回の実証実験により、参加した各事業者のシステムについて、不審者・不審物等を検知する機能を有していることが確認できました。
 本実証実験により、参加事業者はバスターミナル等の特性などを把握できたことから、検証結果が先進的警備システムの更なる性能向上に寄与するものと思われます。国土交通省は、本検証結果を踏まえ、バスターミナル等の警戒強化を目指します。

お問い合わせ先

国土交通省自動車局安全政策課 田村、山﨑
TEL:(03)5253-8111 (内線41602、41615)

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