報道・広報

国際海上コンテナの陸上における安全輸送マニュアルの一部改訂について

平成30年4月11日

テキスト ボックス: 国際海上コンテナ内のフレキシタンクの損傷による液体物の漏洩を防止するため、フレキシタンクを用いる際に確認すべき内容について、「国際海上コンテナの陸上における安全輸送マニュアル」において明確化しました。 
 
 国際海上コンテナの陸上における安全な輸送を確保するため、関係者にて組織される国際海上コンテナの陸上運送に係る安全対策会議において、「国際海上コンテナの陸上における安全輸送ガイドライン」及び同ガイドラインの詳細な取り組み事項を記した「国際海上コンテナの陸上における安全輸送マニュアル」を定め、その周知を図ってきたところです。
 
 今般、同会議において、国際海上コンテナ内のフレキシタンクの損傷による液体物の漏洩を防止するため、フレキシタンクを用いる際に確認すべき内容について、「国際海上コンテナの陸上における安全輸送マニュアル」の改訂により明確化しました。
 
 新たに明記した事項は、関係する国際機関の協同の策定による「IMO/ILO/UNECE貨物輸送ユニットの収納のための行動規範」を踏まえた下記の内容となります。
 
なお、同マニュアル等については、下記URLよりご覧いただけます。
 URL: http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk2_000022.html
 

《フレキシタンクを用いる際に確認すべき内容として明記した事項》 
○フレキシタンクで液体物を輸送する場合は、輸送中の制動や振動で、内容物による負荷がタンク自体やコンテナにかかるので、以下の点に留意し適切に積載して下さい。
・フレキシタンクは十分な強度を有するものであることが確認できるものであり、かつ、輸送する予定の液体との相性も問題のないものを使用すること。
・フレキシタンクを取り付ける前に、コンテナ内を清掃しながら、釘などの突起物がないことを確認すること。
・段ボールでコンテナの床と壁を覆うこと(40ftコンテナには、側壁の覆いに合板を使用する。)。
 コンテナの扉側の端には角材を適切な間隔で取り付け、さらに丈夫な段ボールまたは合板で覆って強度を上げること。
・タンク製造者の指定する充填速度で液体を充填すること。
・コンテナ後面の左扉に、フレキシタンクが積載されていることを示す警告ラベルを貼り付けること。
・使用済みのフレキシタンクは廃棄すること。

お問い合わせ先

国土交通省自動車局安全政策課 川村、鈴木
TEL:03-5253-8111 (内線41624,41615) 直通 03-5253-8566

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る