報道・広報

直交集成板(CLT)について一般的設計法等で使用できる層構成を追加します!
~CLTを用いた建築物の普及を図ります~

平成30年3月29日

 

 国土交通省は、CLTを用いた建築物の普及に向けて、より合理的で自由度の高い設計が可能となるよう、建築基準法におけるCLTに関する基準強度について、新たな層構成を追加する告示を、本日、公布・施行しました。

 国土交通省では、直交集成板(CLT:Cross Laminated Timber)を用いた建築物の普及に向け
て、平成28年にCLTを用いた建築物の一般的設計法を制定し、個別に大臣認定を受けること
なく、建築することが可能となりました。
 一方、建築物の構造計算に必要なCLTの基準強度のうち、床や屋根に求められる長期の曲
げ性能やせん断性能については、使用できる層構成が限られておりましたが、今般、新たな実
験結果により性能が確認された層構成を、以下のとおり基準に追加
することといたしました。
 今回の追加により、従来より薄い層構成のCLTが使用できるなど、合理的で自由度の高い設
計が可能
となります。
 
<改正の概要>
 ・曲げ及びせん断の長期の基準強度のうち、CLTの積層方向かつ強軸方向について、
  5層5プライ、5層7プライに加え、3層3プライ3層4プライを追加
 ・曲げ及びせん断の長期の基準強度のうち、CLTの積層方向かつ弱軸方向について、
  3層3プライ、3層4プライ、7層7プライに加え、5層5プライ5層7プライを追加

添付資料

報道発表(PDF形式:248KBKB)PDF形式

別添1(改正概要)(PDF形式:236KBKB)PDF形式

別添2(新旧対照表)(PDF形式:167KBKB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省住宅局建築指導課 高木、德竹
TEL:03-5253-8111 (内線39-536,39-537) 直通 03-5253-8513 FAX:03-5253-1630

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