平成23年8月12日
日本とインドネシアとの航空当局間協議が、8月9日(火)から11日(木)にかけて、東京において開催され、以下のとおり合意した。
1.航空当局間協議の出席者
日本側代表 :奈良平 航空局参事官 ほか
インドネシア側代表 :シローイ(Mr. Silooy)インドネシア航空総局航空運送部長 ほか
2.主要合意事項
「新成長戦略」(平成22年6月18日閣議決定)を受け、首都圏空港を含めたオープンスカイの
実現を目指す交渉の一環としてインドネシアと協議を行ったところ、以下のとおり合意。
(1)2013年夏期に予定される成田空港の発着枠27万回化のタイミングでの成田空港関連路線
の日インドネシア間輸送の自由化
また、成田空港の段階的増便等の機会を捉え、2012年夏期における増便を可能とし、航空
輸送の拡大を実現
(2)関西国際空港、中部国際空港等の首都圏空港以外の空港について、二国間輸送の自由化に
加え、以遠地点への輸送(相手国で旅客、貨物を載せ、第三国へ輸送)についても自由化
(いわゆる「以遠権」の自由化)
(3)深夜早朝時間帯における羽田空港とインドネシアを結ぶ路線の就航を可能とする枠組みの構築
(深夜早朝時間帯に羽田空港に発着する権利のうち、使用されないものを有効活用)
※「新成長戦略」(平成22年6月18日閣議決定)を受け、首都圏空港を含めたオープンスカイについて、これまでに、
米国(昨年10月)、韓国(昨年12月)、シンガポール(今年1月)、マレーシア(2月)、香港(5月)、ベトナム(6月)、マカオ(7月)、
インドネシア(8月)との8カ国・地域との間で合意済
日インドネシア航空関係(PDF形式)
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