橋本大臣政務官会見要旨
2012年10月22日（月） 17:02 ～ 17:10
国土交通省会見室
橋本 清仁 大臣政務官
質疑応答
このたび国土交通大臣政務官を拝命いたしました橋本清仁でござます。
本日の記者会見は私が担当させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
本日の政務三役会議の概要を御報告申し上げます。
本日は審議事項が１件ございました。
先週１７日水曜日の臨時閣議における総理の指示を踏まえ、経済対策に関する予備費の使用について審議を行い、了承いたしました。
私からは以上でございます。
（問）まずは就任に当たっての抱負からお願いいたします。
（答）国土交通省に関しましては、私は非常に特別な思い入れのあった省庁でございました。
と申しますのも、昨年３月１１日に発災いたしました東日本大震災において、国土交通省は失われた道を切り拓き、失われた交通機関を回復させ、そしてまた津波被害にあった地区から水をかき出し、食料の調達から棺桶の調達まで、業務の範囲を超えてありとあらゆる事に対応していただき、そして今の被災地の復旧・復興があると私も認識いたしております。
そういった国土交通省で大臣政務官として働けることを非常に誇りに思いますし、またその重責に身の引き締まる思いでございます。
私といたしましては、やはり被災地の早い復旧・復興を全力で果たして参りますとともに、全国で様々な災害が発生いたしておりますから、そういったものに対して防災・減災、そして対応を全力で取り組んで参りたいと思います。
（問）本日の政務三役会議の審議事項ですが、もう少し詳しく教えて下さい。
（答）予備費の使用につきましては、１７日の総理の御指示を踏まえまして、大規模災害に備えた防災・減災対策などについて、予備費使用調書を提出させていただいたところです。
今後、財務省において調査、調整を行った後、予備費使用書を作製し、閣議決定とともに公表することとなっており、現時点においては具体的な内容の説明については控えさせていただきたいと思います。
（問）予備費は大規模災害に備えたもののみだったのでしょうか。他には、尖閣諸島のいろいろな問題を抱えておられますが、そのような答弁がなかったということは予備費の計上はなかったということでしょうか。
（答）大規模災害のみではないです。様々ございますが、大規模災害での防災・減災対策が中心となります。
そういった中で、今後財務省において調査、調整というものを行った後、閣議決定の後の発表ということでお願いできればと思います。
（問）金額云々ではなく、ある程度の具体的な事は言っていただいた方が良いのではないでしょうか。
今日もこうやってプレスリリースをして、他の項目はありませんかということに対し、それも言えませんということでは、なぜ言えないのだろうかと思います。
（答）何も言えないわけではございません。
（問）言って頂けますでしょうか。
（答）予備費は、大規模災害に備えた防災・減災が中心となります。
後は、どのような整理とするか、様々ございますが、緊急性の高い施策に限定して財務省に予備費使用調書というものを提出させていただいている状況でございます。
（問）国交省として予備費をどの位の規模にしようと申請されていますでしょうか。
（答）それについても閣議決定後に詳しく御回答させていただきたいと思います。
（問）関越自動車道の高速ツアーバス事故の関係ですが、政務官は担務が自動車担当だと思いますが、先日、中間取りまとめ案を公表されたのですが、方向性としては民間の人材を活用することで監査体制を強化するといった事や、より悪質な会社に重点を置いて（監査を）行うということで、方向性みたいなものが示されたのですが、政務官としてはどのような所に重点を置いて、今後、国としてこうしたバス事故を繰り返さないために、方向性、考え方をお示しいただけますか。
（答）結論から申し上げますと、安全確保について実効性のある対策を迅速に、かつ着実に実行していかなければならないと思っております。
高速ツアーバスの事故を受けて、検討会において監査体制の強化、処分の厳格化について御検討いただいておりまして、今月中に中間とりまとめというものを行っていただく予定です。
具体的には、悪質な運送事業者への重点的な監査、そして第三者機関による事業者への指導、また、重要な違反に対する迅速な是正措置や厳格な処分実施などの方向性が示されております。
こういったものを今後具体的な制度について見直しを進めて参り、本検討会において年度内に最終とりまとめを行っていただく予定でございますから、そういった検討会の結論を踏まえた上で、安全確保について実効性のある対策を迅速かつ確実に実施して参りたいというふうに考えております。
（問）確認ですが、とりまとめ案というのは、１７日の検討会に出されたものを指しているのでしょうか。
（事務方）中間とりまとめは、１０月中に公表する予定です。
（問）予備費の関連なのですが、結局海上保安庁から、尖閣絡みの予備費の申請というものはあったのでしょうか。
（答）これも閣議決定後にお話をさせていただければと思います。
本日の記者会見は私が担当させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
本日の政務三役会議の概要を御報告申し上げます。
本日は審議事項が１件ございました。
先週１７日水曜日の臨時閣議における総理の指示を踏まえ、経済対策に関する予備費の使用について審議を行い、了承いたしました。
私からは以上でございます。
（問）まずは就任に当たっての抱負からお願いいたします。
（答）国土交通省に関しましては、私は非常に特別な思い入れのあった省庁でございました。
と申しますのも、昨年３月１１日に発災いたしました東日本大震災において、国土交通省は失われた道を切り拓き、失われた交通機関を回復させ、そしてまた津波被害にあった地区から水をかき出し、食料の調達から棺桶の調達まで、業務の範囲を超えてありとあらゆる事に対応していただき、そして今の被災地の復旧・復興があると私も認識いたしております。
そういった国土交通省で大臣政務官として働けることを非常に誇りに思いますし、またその重責に身の引き締まる思いでございます。
私といたしましては、やはり被災地の早い復旧・復興を全力で果たして参りますとともに、全国で様々な災害が発生いたしておりますから、そういったものに対して防災・減災、そして対応を全力で取り組んで参りたいと思います。
（問）本日の政務三役会議の審議事項ですが、もう少し詳しく教えて下さい。
（答）予備費の使用につきましては、１７日の総理の御指示を踏まえまして、大規模災害に備えた防災・減災対策などについて、予備費使用調書を提出させていただいたところです。
今後、財務省において調査、調整を行った後、予備費使用書を作製し、閣議決定とともに公表することとなっており、現時点においては具体的な内容の説明については控えさせていただきたいと思います。
（問）予備費は大規模災害に備えたもののみだったのでしょうか。他には、尖閣諸島のいろいろな問題を抱えておられますが、そのような答弁がなかったということは予備費の計上はなかったということでしょうか。
（答）大規模災害のみではないです。様々ございますが、大規模災害での防災・減災対策が中心となります。
そういった中で、今後財務省において調査、調整というものを行った後、閣議決定の後の発表ということでお願いできればと思います。
（問）金額云々ではなく、ある程度の具体的な事は言っていただいた方が良いのではないでしょうか。
今日もこうやってプレスリリースをして、他の項目はありませんかということに対し、それも言えませんということでは、なぜ言えないのだろうかと思います。
（答）何も言えないわけではございません。
（問）言って頂けますでしょうか。
（答）予備費は、大規模災害に備えた防災・減災が中心となります。
後は、どのような整理とするか、様々ございますが、緊急性の高い施策に限定して財務省に予備費使用調書というものを提出させていただいている状況でございます。
（問）国交省として予備費をどの位の規模にしようと申請されていますでしょうか。
（答）それについても閣議決定後に詳しく御回答させていただきたいと思います。
（問）関越自動車道の高速ツアーバス事故の関係ですが、政務官は担務が自動車担当だと思いますが、先日、中間取りまとめ案を公表されたのですが、方向性としては民間の人材を活用することで監査体制を強化するといった事や、より悪質な会社に重点を置いて（監査を）行うということで、方向性みたいなものが示されたのですが、政務官としてはどのような所に重点を置いて、今後、国としてこうしたバス事故を繰り返さないために、方向性、考え方をお示しいただけますか。
（答）結論から申し上げますと、安全確保について実効性のある対策を迅速に、かつ着実に実行していかなければならないと思っております。
高速ツアーバスの事故を受けて、検討会において監査体制の強化、処分の厳格化について御検討いただいておりまして、今月中に中間とりまとめというものを行っていただく予定です。
具体的には、悪質な運送事業者への重点的な監査、そして第三者機関による事業者への指導、また、重要な違反に対する迅速な是正措置や厳格な処分実施などの方向性が示されております。
こういったものを今後具体的な制度について見直しを進めて参り、本検討会において年度内に最終とりまとめを行っていただく予定でございますから、そういった検討会の結論を踏まえた上で、安全確保について実効性のある対策を迅速かつ確実に実施して参りたいというふうに考えております。
（問）確認ですが、とりまとめ案というのは、１７日の検討会に出されたものを指しているのでしょうか。
（事務方）中間とりまとめは、１０月中に公表する予定です。
（問）予備費の関連なのですが、結局海上保安庁から、尖閣絡みの予備費の申請というものはあったのでしょうか。
（答）これも閣議決定後にお話をさせていただければと思います。
