大臣会見

斉藤大臣会見要旨

2023年12月19日(火) 10:51 ~ 11:00
国土交通省会見室
斉藤鉄夫 大臣

主な質疑事項

冒頭発言

(大臣)

本日の閣議案件で、特に私から報告することはありません。

質疑応答

紅海・パナマ運河での船舶通航支障に伴う国際物流への影響について

(記者)

国際物流について、お伺いいたします。
イエメンの反政府勢力フーシ派が紅海(こうかい)を航行中の船舶への攻撃を繰り返していて、自動車運搬船だけではなく、コンテナ船や石油の運搬船も輸送を一時停止する事態となり、影響が広がっています。
改めて、国際物流への影響をお伺いしたいと思います。
また、国際物流への影響という観点では、中米のパナマ運河でも、記録的な干ばつの影響で、水不足による物流への影響が懸念されています。
こちらの影響についても併せてお願いします。

(大臣)

紅海とアデン湾では、ホーシー派による船舶に対する攻撃事案が相次いでいると承知しています。
国土交通省としては、紅海等における船舶への攻撃等の一連の行為を断固非難し、こうした行動を取らないよう強く求めます。
また、パナマ運河では、渇水の影響を受けて、1日に通航可能な隻数等が一部制限されています。
これらによる我が国の国際物流への影響について、パナマ運河においては、今申し上げたように一部制限はあるものの、輸送が全面的に止まっている状況ではないことなどから、現時点において、影響は限定的であると考えています。
紅海などにおいては、輸送が全面的に止まっている状況ではなく、現時点において影響は限定的ではありますが、今後の海運会社の対応や事態の進展も含め、状況を注視していく必要があると考えています。
これらの海域は、国際物流に関する重要な航路であり、事態が深刻化・長期化した場合には、物流に相応の影響が出ることも懸念されるところです。
引き続き、関係省庁や海運会社と緊密に連携し、状況を注意深く見ていくとともに、必要な対応を取っていきたいと思っています。

自民党安倍派、二階派に対する東京地検特捜部の強制捜査について

(記者)

先ほど自民党安倍(あべ)派と二階(にかい)派の事務所に東京地検特捜部が入り、強制捜査に乗り出しました。
自民党の派閥を巡る一連の問題が強制捜査に発展したことについて大臣の受け止めをお願いします。

(大臣)

国土交通大臣としてコメントする立場にありませんので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。

ページの先頭に戻る