大臣会見

赤羽大臣会見要旨

2021年6月8日(火) 9:13 ~ 9:17
国土交通省会見室
赤羽一嘉 大臣

閣議・閣僚懇

 本日の閣議案件で、特に私から報告するものはありません。

質疑応答

(問)ワクチンの職域接種について、加藤官房長官が先週、水際対策や危機管理などの緊急対応に当たる国家公務員についても、順次、実施する方針を示しています。
災害担当ですとか、海上保安庁の職員を抱える国土交通省においての検討状況についてお伺いできればと思います。
(答)まず、国土交通省職員のうち、海上保安庁の職員で陽性者または陽性の疑いのある者を救急搬送する者については、職域接種という以前に、ワクチンの優先接種の対象となる医療従事者等の中に位置付けられていることから、本年3月より優先的に接種を進めています。
6月4日時点で1回のみ接種した職員は約2700名、2回の接種を完了した職員は約2500名となっております。
その上で、今、お話がありましたように、6月21日から開始される職域接種の一環として、国家公務員のうち、まずは危機管理や水際対策、災害対策を担当する職員などから順次、接種を実施するとの政府方針の下、国土交通省においても具体的な進め方について、現在、内閣官房や関係府省と協議しながら調整しているところです。
国土交通省の場合は、現場で勤務するその他の海上保安官や地方整備局で防災・危機管理を担う職員等をまずは対象とすることを想定しており、防災・危機管理への適切な対応や自治体が行うワクチン接種の負担軽減などに繋がるよう、しっかり取り組んでまいりたいと考えております。
現在申し上げられることは、以上です。
 
(問)セクハラの処分の関係で伺います。
昨年度、国交省の職員6人がセクハラで懲戒処分を受けていましたが、いずれも非公表となっていました。この対応についての所感と、改めてセクハラの再発防止策をお願いします。
(答)国土交通省職員による非違行為については、従来、国家公務員法に基づき厳正に対処しているところであり、今般、報道のあった事案についても、それぞれ厳正に処分を行ったところです。
また、懲戒処分の公表については、人事院が定めた「懲戒処分の公表指針」に従い、適切に行っているところで、この事案についても同指針に従い、被害者またはその関係者のプライバシー等の権利利益を侵害するおそれがあり、また、被害者の方も公表を望まれなかったことなどから、公表しなかったところです。
今後の公表についても同指針に従い、個別に判断した上で、適切に対応してまいりたいと考えております。
また、一方で、こうしたセクハラ行為の再発を防止するために、個人が特定されない形で、省内でどのような注意喚起を行うことが可能か、その方策について検討していきたいと考えています。
 
 

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