大臣会見

太田大臣会見要旨

2015年4月17日(金) 8:44 ~ 8:47
衆議院分館第18委員室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 本日の閣議案件で、私からご報告するものはございません。
 

質疑応答

(問)広島空港で起きたアシアナ航空機事故を受けて、大臣の受け止めと国交省の対応状況をお願いします。
(答)14日20時頃、広島空港におきまして、アシアナ航空162便が着陸時、滑走路から逸脱する航空事故が発生しました。
この事故で、乗員・乗客あわせて81名のうち、乗員2名、乗客25名の方々が負傷されました。
また滑走路の端から東側325メートルにあるローカライザー(計器着陸装置)のアンテナや進入灯が損傷しています。
このような事故が発生したことは極めて残念であり、非常に重大な事態と認識しています。
速やかな原因究明、再発防止に全力を挙げたいと思います。
当該事故に関しては、15日から運輸安全委員会が5名の調査官を派遣し調査しており、この事故原因の究明を進めているところです。
また、発生直後に、アシアナ航空に対し、事故調査に協力するようにということを言い、自社においても原因究明を行い、再発防止策を策定の上、報告するよう指示をしました。
更に韓国の航空当局に対しても、アシアナ航空の安全運航について適切な監督を要請したところです。
広島空港については、事故に伴い閉鎖が続いておりましたが、本日朝7時52分発の羽田行きの便から運用を暫定的に再開いたしました。
航空保安施設の復旧等にしばらく時間がかかるため、気象条件の制約等があり、例えば(地上)視程は5000メートル以上ということの制限をしております。
利用者の皆様には大変ご不便をおかけしますが、全面復旧に向けて全力を挙げて参りたいと思います。
原因究明、そして全面復旧、再発防止、そうしたことに全力を挙げたいと思います。

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