大臣会見

太田大臣会見要旨

2015年3月13日(金) 8:36 ~ 8:43
閣議室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 閣議案件で、私の方から1点ご報告させていただきます。
本日の閣議におきまして、「道路運送車両法及び自動車検査独立行政法人法の一部を改正する法律案」そして「独立行政法人に係る改革を推進するための国土交通省関係法律の整備に関する法律案」以上2件が閣議決定されました。
私からは以上です。

質疑応答

(問)北陸新幹線、いよいよ明日長野・金沢間が開業されますが、改めてご期待をお願いします。
(答)(北陸)新幹線、いよいよ長野・金沢間が開通に至ることになりました。
現地は大変喜んで、また報道等を通じても大変ご協力もいただいているところでございますが、産業生活の点での大変な利便性が獲得されることもあり、金沢・富山への企業或いは工場等の移転もかなり進んでいるようでもありますし、観光についても大変大きなインパクトがあると感じます。
最速の「かがやき」が、東京・金沢間は、従来の3時間47分から最速2時間28分に、大宮・金沢間は、従来の3時間27分から2時間4分とかなり大幅に短縮され、北陸地域と首都圏、北関東は大きく近づいて、様々な意味での良い影響が出てくると思っています。
開業後は、北陸新幹線が安全に運行されて、利便性の高い路線となるとともに、長く利用者や或いは沿線の皆様に愛される存在となることを大いに期待しているということです。
私も明日、朝の開業式、本当の早朝ですが、行かせていただきたいと思っているところです。

(問)一部報道では、2018年春に高松空港民営化という話が出てますが、この辺の状況を教えてください。
(答)高松空港の民営化コンセッションについては、知事がこの2月に県議会におきまして、高松空港の市場調査、いわゆるマーケティングサウディングの必要性に言及されるなど、高松空港の運営委託に向けた地元における気運が大変盛り上がっていると認識しています。
香川県が中心となりまして、具体的な検討をこれまで進めてきたところです。
現段階においては、知事の発言以外にはあまりありませんで、高松空港を民営化する方針や今後のスケジュール等を国が決定したこともありませんが、引き続き香川県と連携を取りながら、運営の委託に向けた具体的な検討を進めて参りたいと考えています。

(問)高松空港については、国交省としては特に反対、あるいは賛成・推進といった特定の立場は取られないということでしょうか。
(答)現在はどちらということではありません。
全体的には、関空、それから仙台、そして今模索している福岡、そして香川もその中には手を挙げるのではと思っていますが、いずれにしても現場の盛り上がりと具体策が良い形で出てくればと思っています。
現在は国が決定したということもありませんが、注目をしているという状況です。
(問)つまり地元が手を挙げれば、国としては後押しをするというお立場でよろしいでしょうか。
(答)私としてはそういうふうにしたいと思っています。
空港によると思いますが、十分そうした方式が良いと、今挙げた4つは今までも手を挙げてきて見守っているという状況です。

(問)辺野古沖でのボーリング調査の再開についてですが、翁長知事が反対を表明している中で、ボーリングが再開されたことに関してこれをどうご覧になるか、また海上保安庁が過剰な警備をしているという批判が未だにありますが、それに対する見解をお願いします。
(答)この是非ということについては、政府としては官房長官の発言に尽きると思っています。
私としては、そこの警備を受け持っている海上保安庁を管轄してるということで、現場海域における安全を最優先にするということ、そして法令の遵守の観点から適切に対応することを基本にしてこれまでもやってきたし、これからもやっていきたいと思っています。
平素から海上保安庁に対しましては、過剰な警備とならないようにと、私からはしっかりと伝えているところです。
海上保安庁からも現場海域における安全の確保及び法令の遵守という先ほど申し上げました観点から適切に対応しているという報告を受けている状況です。

ページの先頭に戻る