大臣会見

太田大臣会見要旨

2014年11月14日(金) 8:47 ~ 8:53
衆議院分館第18委員室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 閣議での案件で、報告はありません。
 私から1点報告をさせていただきます。
11月16日、中国の上海を訪問いたします。6月に北京で邵琪偉(ショウ・キイ)前国家旅游局長と会談をいたしまして、11月14日から16日まで上海で開催されます中国国際旅游交易会(CITM)に招待をいただきました。
これを受けまして、今般、上海を訪問しまして、この交易会を視察するとともに、10月29日に新しく就任をされました李金早(リ・キンソウ)国家旅游局長と会談を行います。
会談では両国間の観光交流拡大ということについて意見交換を行うことにさせていただきます。
このところ、中国の観光客が非常に増えておりまして、その一方で、中国を訪れる日本人が減少している状況にございます。
両国国民の相互理解を深めるためにも、双方向の交流が大事だと、こういう感を抱いておりまして、その点が促進できればとこのように考えています。
特に先般、日中首脳会談が行われて、両国の観光政策のトップ同士が顔を合わせて、この首脳会談の後に直ちに会談をしたり交流をすることは、極めて重要な意義を持つのではないかと考えています。
会談では、例えば、お互いのプロモーションへの積極的な協力や、或いは青少年交流の一層の促進等について意見交換を行って参りたいとこのように考えています。
(海外出張としては)16日の1日のみ(日帰り)です。

質疑応答

(問)年内の解散・総選挙の動きが加速しておりますが、大臣の所管をお願いします。
(答)解散については、総理の専権事項でありますので、私がコメントするのは適切ではないと思います。
 
(問)一部報道では、中国政府がさんごの漁船について、今週内にも帰国するように指示を出したということを、外交ルートを通じて日本政府に伝えてきたという報道がありますが、その点はいかがでしょうか。
(答)この点は、そうした報道がされているという記事は読まさせていただきましたが、現在外務省におきまして、事実関係を今確認中ということです。
従ってそれを待ちたいと思います。外務省に直接お尋ねいただいてもと思いますが、現在私自身については、十分承知をしておりません。
現在の小笠原諸島におきましては、領海を警備することもありまして、この件につきましては哨戒を続けておりまして、中国漁船と見られる外国漁船を昨日は145隻確認をしております。
海上保安庁は引き続いて違法操業等を行う外国漁船の取り締まりを強化しているという状況です。
昨日も父島沖の排他的経済水域におきまして、立入検査を忌避した疑いで、中国さんご漁船の船長を逮捕しているという状況です。
現時点での逮捕者は、10月5日以来合計6名になります。引き続き水産庁、或いは東京都とも連携を強化して、効果的な対策を講じたいと思っております。

(問)自動車のエアバッグの問題ですが、昨日もタカタ製のエアバッグに関連してホンダでリコールがありましたが、非常にタカタのエアバッグのリコールが200万台を超えて、米国内では死者も出ていると。
これに対して日本政府として何か対応する予定はあるのでしょうか。
(答)どうするかということは、非常に人命にも関わることでもありますので、今現在良く調査をしているという状況にあります。
今後の対応については、今後ということになります。

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