大臣会見

太田大臣会見要旨

2013年2月26日(火) 8:32 ~ 8:40
閣議室前
太田昭宏 大臣

閣議・閣僚懇

 本日の閣議案件はございません。

質疑応答

(問)先の日米首脳会談で、安倍総理大臣からアメリカにおける超電導リニアの採用の提案があり、日米の協力の象徴としたいという話があったと聞いておりますが、そのような話が日米首脳会談の場で出たということについて、国土交通大臣としての受け止めと今後の国土交通省側の対応について、何かありましたらお聞かせ下さい。
(答)リニアについて提起があって、オバマ大統領も大変関心を持たれていたということを承知していますから、私は大変良いことだと思っております。
JR東海や外務省、何よりも今後アメリカ側とよく話をして、出来るだけ実現出来るように、前進するようにということを期待しております。
協力出来ることはしっかり協力して、実現に向けて出来ることをしたいと思っております。
(問)アメリカ側も財政事情がそう楽ではない、むしろ厳しい状況だと思いますが、そのような中で本当に採用してもらえるのかどうかといった見通しについてはどうですか。
(答)オバマ大統領はその辺りも踏まえて大変関心を持っていらっしゃるということですから、私はまず最初の話し合いとしては良い話し合いで、入口のドアが少し開いているというふうに思います。

(問)ボーイング787型機の問題で、ボーイング社がFAAに改善策を提示したということで、それについての受け止め方と、日本側の調査の進捗状況は如何でしょうか。
(答)ボーイング社がFAAに改善ということについて提起をしたということは承知をしております。
内容については詳しくは承知しておりませんが、改善策としての提案がなされたということは知っております。
また、ボーイング社が日本との連携、国土交通省航空局との連携も取りたいと意向を示されているということも聞いております。
ただ、FAAとしてはその報告を受けて、更に原因究明ということを慎重に行おうとしているようですから、話し合いが最初に行われたという段階であると思います。
また、日本とFAA、そしてボーイング社からも話が聞ける機会が訪れると思っております。
(問)日本側との連携を更にというのは、これまで以上に何か具体的に動きが出てきそうだということですか。
(答)FAAに報告したというような事項についても、どのような話し合いかということについて、(ボーイング社から)説明が近々になされるのではないかと思っています。

(問)日本側の調査の進捗については何か聞かれていますか。
(答)引き続いて、運輸安全委員会を中心にして、バッテリー事案ということについて検討しているということです。

(問)ボーイング社からFAAに示されたものについて、日本の国土交通省の方にボーイング社から説明があるような感じのイメージですか、それともカウンターパートであるFAAの方から国土交通省に説明があるのですか。
(答)FAAとは連携を取っています。
ボーイング社からの提案ですから、ボーイング社からも説明があるのではないかというような状況です。
(問)日程などは決まっていませんか。
(答)日程は十分には決まっていませんが、そんなに遠くない時期だと思います。

(問)東北地方の秋田とか青森の方で、かなりまだ雪が降っておりますが、先達て社会資本整備総合交付金の方から国土交通省も手当はしたと思うのですが、依然として続いている豪雪に対して、何か国土交通省として出来ることなどはあるのでしょうか。
(答)昨日(25日)、出来ることを直ちに、あらゆる手立てをするようにということを省内に徹底しました。
2月5日に、国土交通省として、雪害の支援として101億円を県に対して行い、総務省が2月15日に交付決定をしました。
市町村部分については調査中ということですから、私はその調査を急いで、早く支給が出来るようにということで、昨日は指示をしたところです。
今年の雪は、いろいろな方から陳情も受け、要請も受けたりしていますが、豪雪という中でも寒くてなかなか溶けないらしいです。
そして依然として積もっているということで、青森県の酸ヶ湯では昨日、全国史上最高ということで5m50cmを超えるという記録的なことになっています。
また雪かき、あるいは雪下ろしということも高齢化が進んでいるということもありまして、いろいろな応援体制を取っていかないと、現場に機具自体、あるいは重機自体がなかなか無いという現状があって、そうしたことも含めてしっかり支援体制を取るようにということを昨日も言いましたので、さらに具体的に、今日も応援体制、支援体制を取るようにということを再度徹底したいと思います。

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