大臣会見

金子大臣会見要旨

2009年4月17日(金) 8:51 ~ 8:56
衆議院 議員食堂
金子 一義 大臣

閣議・閣僚懇

 当省に関係するものでは一般案件が1件、「淀川水系における水資源開発基本計画の変更について」の決定がありました。

質疑応答

(問)3月末に直轄国道18路線について国土交通省は凍結を発表したと思うのですが、地方からは事業再開の要望が相次いでおりまして、今日も知事が国土交通省を訪れるということなんですけど、今後この問題についてどう対応していくお考えでしょうか。
(答)国会の議論を通じてこういう方向を取りました。道路特定財源の一般財源化に伴って事業評価をきちんとしてやっていくと。費用対便益というものが1を切る案件についてはコスト縮減を図る方向を取った上で、或いは地域の皆様方のご意見を聞いた上で、事業を再開するということであります。そしてまたその結果を事業評価委員会に諮った上で、再開出来るものは再開するという方向を取っていきたいと思ってます。

(問)地方の出先機関の合同庁舎の建設についてですが、去年末で一時建設を凍結していたものが新たに再開されたと。地方分権改革推進委員会が進める出先機関の改革の動きと逆行するような流れではないかという批判も出ていますが、それについてのご所見を。
(答)地方出先機関の合同庁舎は、法務省、検察、労働基準監督局等々が入った国の庁舎ですね。国のやる方向と地方分権改革推進委員会の意見が違うような方向は出来ません。そこは齟齬を来さないようにしていくと。このことについては国土交通省が担当でありますけど、政府全体の話でありますので、官房長官も含めて官邸とも齟齬を来さないようにやっていこうということで、予算の段階で既に摺り合わせをしてあります。ただ、非常に影響が出る可能性がある仙台と長崎は21年度の発注は見合わせます。

(問)凍結というお話も以前会見でされてますけれども、そういう動きとは国民の側からすれば違和感を感じるように思えるんですが。
(答)地方分権改革推進委員会の丹羽さんもご了解頂いてます。

(問)2箇所と10箇所の凍結を解除したところと何が違うのでしょうか。
(答)地方分権改革推進委員会で対象となっている省庁再編の占める比率が高いところについては停止ということです。

(問)長崎で先日沈没した第11大栄丸の件ですが、今後の引揚げに関する見解を伺いたいのですが。
(答)ご免なさい。それは事務次官に伺ってくれますか。私は報告を受けていないものですから。すみません。

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