第14回奄美群島振興開発基金分科会:議事要旨

第14回奄美群島振興開発基金分科会:議事要旨

1 日 時 平成24年8月6日(月) 15:0017:30

 

2 場 所 中央合同庁舎3号館4階 特別会議室

 

3 出席者(五十音順、敬称略)

【委  員】堀田 一吉(分科会長)、菊池 きよみ

【臨時委員】重信 千代乃、高田 博行

 

4 議 事

 (1)平成23年度財務諸表等について

 (2)平成24年度長期借入金の償還計画について

(3)平成23年度業務実績の報告について

(4)平成23年度業務実績の評価について

 

5 議事概要

 ・議事に先立ち、分科会長選任が行われ、堀田委員が選任された。

(1)平成23年度財務諸表等については、基金からの説明、質疑応答が行われた後、分科会として了承された。

(2)平成24年度長期借入金の償還計画については、基金からの説明、質疑応答が行われた後、分科会として了承された。

(3)平成23年度業務実績の報告については、基金から報告がなされた後、質疑応答が行われた。

(4)平成23年度業務実績の評価については、事務局から説明がなされた後、討議が行われた。

 

(主な質問・意見は以下のとおり)

・財務諸表等について、貸倒引当金繰入額の影響が大きすぎると他の成果が見えなくなるため、表示方法に工夫が必要ではないか。

・中小企業信用リスク情報データベースについて、奄美の特殊性からすると、全国データはうまく利用できないのではないか。奄美群島独自のデータベース化はされているか。

・地域総生産が減少傾向にあると融資も減少し基金の収入も減少する。現在の人員構成からすると毎年人件費が増加していくと思われるが、収入を増やすための方向性はもっているか。

・引当金をかなり積み増しているが、毀損率の低さは反映されているか。

・業務運営の効率化について、成果を定量的に説明できないか。

・成果報酬のようなものを検討されていると思うが、若くてもできる方に支払い、今まで高すぎた方は抑えていくなどの具体内容は検討しているか。

・年齢により給与を抑制するという考え方は必ずしも正しくないのではないか。職能給を入れるなど職員のモチベーションを保つ制度を検討いただきたい。

・監査報酬について、複数年度の入札制度等の導入を検討してはどうか。

・給与水準については、地域の企業との比較も必要ではないか。

・創業セミナー等を実施しているが、新しい顧客の掘り起こしなどにつながっているのか。

・奄美基金の役割は、島の産業の活性化、経済的自立を金融面で支えていくことであるため、コンサル事業には期待している。

・資料について、残高・金額ベースだけでなく、件数ベースでも公表をお願いしたい。

・事務処理の迅速化について、評価指標の妥当性を検証すべきではないか。

・基金の存在意義、目的から考えて、優先順位の高い評価項目があるはずであるが、すべての評価項目が平面的で、優先順位への思いが伝わってこない。

・引当金の積み増し自体は、過去の損失を将来に繰り越さない積極的な取組と評価することもできるのではないか。

・リスク管理債権額自体の減少率のような評価指標があってもいいのではないか。

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