最終更新日:2014年4月1日
地域の自治体や民間等の方々が、ロケ地を観光資源として地域活性化を図るロケツーリズムに携わる際の参考となるよう、ロケツーリズムに係る先進的な取組を事例集としてとりまとめ、観光庁ホームページにて公開しました。なお、当該事例集は、観光庁の呼びかけにより発足した、産学官のメンバーからなる「ロケツーリズム連絡会」で作成したものです。
ロケツーリズムを効率的・効果的に推進するために、「ロケ支援度の向上」、「ロケ地行楽度の向上」、「ロケ地との連携」、「観光客増加・リピーター確保」の4つの視点を中心に自治体・民間事業者等の取組をまとめました。
【(参考)ロケツーリズム連絡会とは】
1.連絡会の目的
ロケ地を観光に活用したロケツーリズムに関しては、「あまちゃん」の例を見ても分かるように、そのインパクトも大きいことから、その地域での持続的な観光振興の取り組みにつながる観光資源として有望である。
ここでロケツーリズムとは、従来のロケの誘致に力点を置いたフィルムコミッションの取り組みと比べ、ロケの観光面での活用に力点を置き、地域活性化につなげることを目的とする。
こうした取り組みを促進し、ロケを契機とする地域に根差した観光振興のあり方について、他の地域への展開の可能性を含めて検討する。
また、さらに2020年には東京オリンピックが決まったこともあり、今後増大する訪日外国人を東京のみならず各地域にも誘導することが課題であり、その際にもロケツーリズムは有効なコンテンツとなり得ることから、インバウンドも視野に入れたロケツーリズムの更なる展開を目指すものである。
2.メンバー
連絡会の趣旨に賛同する意欲ある自治体に加え、ロケ地提供者、制作者側、旅行会社といった民間等も対象
3.取組内容
メンバーの取組状況、課題・悩みなどについて情報交換、意見交換を行うとともに、ロケツーリズムのノウハウを事例集・マニュアル等としてとりまとめる。
観光庁観光地域振興部観光資源課 水口(みなくち)、後藤
直通 03-5253-8925 FAX 03-5253-8930