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若者旅行振興連絡会を開催しました!

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最終更新日:2014年3月28日

 観光庁では、平成22年度より産学官からなる若者旅行振興研究会(一期:H22.7~H23.6、二期:H23.11~H24.6)を開催し、若年層の旅行傾向や振興の具体策について議論を行い、観光関係者、地域関係者への提言をとりまとめ、公表を行いました。
その後観光庁では、上記提言も踏まえつつ、長官表彰や若旅授業など若者旅行振興に資する取組を進めています。
本連絡会ではこれまでの観光庁の取組について報告・レビューを行い、今後の施策に反映させ、あわせて、各出席者で実施している若者旅行振興に関する取組について、情報共有を行いました。

若者旅行振興連絡会は、以下の通り開催しましたので、その概要をお知らせします。

・日時 平成26年3月4日(火)13:00~
・場所 観光庁特別会議室(中央合同庁舎3号館4階)
・出席者 出席者リスト参照

1.議題
・観光庁の若者旅行振興に資する取り組み紹介
・各研究会メンバーからの若者旅行振興に資する取り組み紹介
・意見交換

2.意見交換の概要
(大学関係者)
車も旅もアウトドアも同様で、若い時にどれだけその環境に触れているかが重要になってくる。観光庁が主催している『若旅★授業』の対象は、高校生と言わずもう少し下の年齢を対象に実施してもいいのでは、と感じる。

(民間企業)
若者が旅や車から離れたのではなく業界が若者から離れたのではないか。若者離れで悩んでいる業界がきちんと若者のニーズを察知することが大切。
アニメやゲームをきっかけにした旅行ツア-に参加する若者は多いが、彼らはあくまでゲームコンテンツに興味がありその場所に足を運ぶので、旅を終えたときにその地域に魅力を感じたのか、旅自体を楽しんだのかというと疑問。アニメやゲームを旅と組み合わせるとキャッチーなので若者の集客は出来るが、旅の良さを知ってもらい旅自体を楽しんでもらう仕掛けをプラスαで行うことが重要。
ゲームツーリズム等の旅を行うのがファミリーの場合だと、大会の参加だけでなく子供と一緒に地域の特産物やそこでしか出来ない体験をすることが多い。なので、小学生や中学生に旅の良さを体験させるという観点から言うと、アニメやゲームのコンテンツを利用することは非常に効果的だと感じている。
観光庁が若者旅行振興に資する取り組みを行っていることをもっとアピールする為にも、若旅のロゴをもっと活用すべきではないか。
20代の若い男性の旅行実施率は変わらず低く、何か対策を考えなければならない。

(学生団体)
旅行に率先していく非ゼロ回層は非ゼロ回層同士で旅行を企画し、旅行をあまりいかないゼロ回層はゼロ回層同士で旅行に行く傾向がある。なので、非ゼロ回層がゼロ回層を引き込むことは非常に難しいと感じる。
SNSでの情報共有などを通じて、ゼロ回層を巻き込む機会の土台は整っていると思うが、SNS上の書き込みを見てゼロ回層が本当に旅に出たいと思うのか疑問に感じる。実際に、周りで旅にでたり海外インターンに行く学生は、先輩や友人等身近にいる人の口コミで行く人が多数である。SNSを利用した発信より一人一人に対するアプローチが大切だと感じる。
「若旅★授業」のような旅のよさをアプローチする対象は、大学1年生や高校生など旅についてあまり知らない層に向けてのアプローチした方が効果的だと思われる。
このページに関するお問い合わせ
観光庁観光地域振興部観光資源課 
水口(みなくち)、菊地(きくち)
代表 03-5253-8111(内線27-802、27-824)
直通 03-5253-8925 FAX 03-5253-8930
Email wakamono-ryokou@mlit.go.jp

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