歴史的資源を活用した観光まちづくり事業(城泊・寺泊・古民家泊等の取組)
最終更新日:2022年9月20日
観光庁では、日本各地に点在する城や社寺、古民家等を活用したユニークな体験型宿泊コンテンツの創設(城泊・寺泊・古民家泊)を推進させ、地方誘客の促進を図る取組を進めています。
歴史的資源を活用した観光まちづくりの推進について
推進の背景
「明日の日本を支える観光ビジョン」(平成28年3月30日明日の日本を支える観光ビジョン構想会議決定)に掲げられた2030年の訪日外国人旅行者数6,000万人、訪日外国人旅行消費額15兆円等の実現に向け、観光庁では、古民家等のさらなる活用を図るほか、城泊や寺泊など、泊まって楽しむ体験型宿泊コンテンツを開拓する取組を推進しております。
古民家等の歴史的資源を活用した観光まちづくり推進のための調査事業について
政府は、平成28年9月に「歴史的資源を活用した観光まちづくりタスクフォース」を立ち上げ、農山漁村を含めた地方に広く存在する古民家等の歴史的資源を活用した魅力ある観光まちづくりを推進するために官民連携一体のワンセットで支援する体制を整備し、観光庁含めた関係省庁や自治体、民間事業者と連携して取組を推進してきました。その結果、2020年に目標である全国200地域での取組展開を達成しました。
本事業は、今後、歴史的資源を活用した観光まちづくりの取組をさらに推進するために、既存の全国200地域の取組展開地域における更なる質的向上(旅行消費額の増加、長期滞在の促進等)及び先進事例の取組の他地域への横展開を進めることを目的に実施します。
実施報告書、ナレッジ集を作成いたしました!
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実施報告書
古民家等の歴史的資源を活用した観光まちづくりにおいて、取組展開地域の調査・分析、今後の方向性・実態調査の実施・ナレッジ集の作成に向けた有識者検討会を行い、実施結果をまとめた資料です。
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ナレッジ集
地域の歴史・文化を継承しながら地域活性化を実現しようとする自治体、DMOや観光協会、さらには地域に貢献する事業に取組む意欲の高い地域の事業者や住民の方々が、古民家等の歴史的資源を活用した観光まちづくりへの理解を深め、推進に役立つことを目的に作成しました。
城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業について
観光庁では、地方部における訪日外国人旅行者の長期滞在や旅行消費額の増加等を目指し、「城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業」を以下の通り実施いたします。
本事業では、全国各地に点在する城や社寺を、日本ならではの文化が体験できる宿泊施設(城泊・寺泊)として活用するための取組(宿泊施設の訪日外国人旅行者・富裕層向け滞在環境整備や体験コンテンツの造成・多言語化等)に対して支援を行います。
令和3年度 城泊・寺泊専門家派遣
城や社寺を日本ならではの文化が体験できる宿泊施設として活用することに意欲がある事業者に対して、地域住民や自治体への理解・事業化を進めるための専門家派遣及び初動支援、事業者フォローアップ調査を行います。
令和3年度 実施報告書、ナレッジ集を作成いたしました!
▶実施報告書
「城泊・寺泊」の取り組みを全国に展開する事を目的に、城や社寺を日本ならではの文化が体験できる宿泊施設として活用することに意欲がある事業者に対して、地域住民や自治体への理解・事業化を進めるための専門家派遣及び初動支援について、実施結果をまとめた資料です。
目次
報告書要旨
第1章 事業全体の概要
1.1 背景・⽬的
1.2 事業の内容
1.3 事業実施体制及びスケジュール
1.4 専⾨家について
第2章 城泊・寺泊の取組の周知
2.1 城泊・寺泊ランディングページの改修
2.2 観光庁note「歴史的資源を活用した観光まちづくり」への寄稿
2.3 城等の歴史的資源における保存と活用に関する意識調査の実施
(1)実施概要
(2)調査票の作成
(3)調査後のフォローアップ
2.4 城泊・寺泊による歴史的資源の活用セミナーの開催
(1)開催概要
(2)観光庁との事前協議
(3)セミナー開催の告知
(4)セミナー開催の準備
(5)トークセッションの内容
(6)アンケート結果
第3章 専⾨家派遣のエントリー
3.1 エントリーシートの作成
3.2 動画コンテンツについて
3.3 選定基準の作成
3.4 エントリーの告知・営業活動
3.5 支援地域の選定
3.6 支援地域、専門家と調整
第4章 専⾨家派遣の実施
4.1 事前準備
4.2 支援地域概要及び結果
4.3 フォローアップの実施
第5章 事業全体の考察
5.1 事業の総括
(1)セミナーの実施について
(2)専門家派遣のエントリーについて
(3)専門家派遣の実施結果について
(4)専門家派遣の成果と課題について
5.2 専⾨家からの講評
5.3 今後の城泊・寺泊の推進への提案
(1)城泊について
(2)寺泊について
(3)城泊・寺泊の市場創造に向けて
巻末資料
[1] オンラインセミナーアンケート
[2] ⽀援地域の事業計画書
▶ナレッジ集
これから城泊・寺泊の事業を検討している方を対象に、城泊・寺泊の立ち上げ、運用に必要となる情報や、事業運営の基礎となる事業計画書を作成するポイントをまとめた資料です。
目次
1. はじめに
・事業の趣旨、概要
・ナレッジ集のねらい
・支援地域一覧
2. 今年度のポイント
・関係者の整理
・組織の決定フローやスケジュールとの整合性
・事業計画という意思表明
・多様なステークホルダ-による事業スキームの構築
3. ケーススタディ
・城
組織の決定フローやスケジュールとの整合性
・寺
[1]事業目的の見直し、目的に見合った事業計画の修正
[2]多様なステークホルダ-による寺泊の可能性
[3]観光地域づくりの観点で取り組む事業
4. 取り組み地域へのインタビュー
令和2年度 城泊・寺泊専門家派遣
令和2年度 城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業(城泊・寺泊専門家派遣)支援希望地域のエントリーを開始します!
詳細はこちらをご覧ください。
※本事業の公募は、8月31日(月)をもって終了いたしました。
令和2年度 城泊・寺泊による歴史的資源の活用オンラインセミナーを開催します!
詳細はこちらをご覧ください。
※本セミナーは、8月6日(木)、8月7日(金)に開催されました。
令和2年度 城泊・寺泊による歴史的資源の活用、ランディングページが公開されました!
令和2年度 実施報告書、ナレッジ集を作成いたしました!
▶実施報告書
「城泊・寺泊」の取り組みを全国に展開する事を目的に、城や社寺を日本ならではの文化が体験できる宿泊施設として活用することに意欲がある事業者に対して、地域住民や自治体への理解・事業化を進めるための専門家派遣及び初動支援について、実施結果をまとめた資料です。
▶ナレッジ集
これから城泊・寺泊の事業を検討している方を対象に、城泊・寺泊の立ち上げ、運用に必要となる情報や、事業運営の基礎となる事業計画書を作成するポイントをまとめた資料です。
観光振興事業費補助金
城泊・寺泊のインバウンド化・滞在コンテンツの充実等を図るため、以下のような取組に対して補助金の交付をおこなうことにより、訪日外国人旅行者の長期滞在や旅行消費額の増加等を目指します。
〇訪日外国人旅行者の受け入れ環境整備のために必要な事業に関する経費
〇訪日外国人旅行者向けの体験型・滞在型コンテンツの充実及び魅力向上のために必要な経費
〇滞在時の案内を行うコンシェルジュの養成に必要な経費 など
※上記事業の詳細はこちらをご覧ください。 ※本事業の公募は、6月30日(火)をもって終了いたしました。
城泊・寺泊の広報用素材制作
城や社寺、古民家等の歴史的資源を活用した体験型宿泊コンテンツの国内外における認知度向上及び実際の集客に繋がることを目的としたウェブサイト及び広報用素材(動画や写真等)の制作を行います。
実施報告書を作成いたしました!
▶実施報告書
これまで拝観や展示施設としての活用が主であった城や社寺が、日本ならではの文化体験が出来る体験型宿泊コンテンツとしての認知度向上、魅力発信の推進について、実施結果をまとめた資料です。
目次
1.本事業の目的・目標及び業務内容
(1).本事業の目的
(2).本事業の業務内容
2.城泊・寺泊・古民家泊に関する特設ページの作成
(1).特設ページデザイン
(2).記事掲載コンテンツ一覧
(3).記事一覧
(4).城泊・寺泊・古民家泊の広報用素材の作成(動画及び画像)
(5).動画タイトル&コピー
(6).ロケーション一覧
(7).キャスト一覧
(8).動画絵コンテ
(9).撮影素材(画像)一覧
4.実施体制
5.制作チーム
6.制作スケジュール
7.納品物一覧
関連ページ
観光庁 観光地域振興部 観光資源課
電話:03-5253-8925 (内線番号:27-884)
Fax:03-5253-8930