最終更新日:2011年3月29日
観光庁では、「将来の地域づくりの担い手の育成」や「児童・生徒の旅をする心を育む」などの観点から、「児童・生徒によるボランティアガイド」の普及促進に努めています。
政府は観光立国推進基本計画において、総合的かつ計画的に講ずるべき施策として、「学校における地域固有の文化、歴史等に関する教育の充実」等の施策を掲げており、一部の地域においては、学校の総合的な学習の時間を活用し、地域の観光資源について学んだ児童・生徒によるボランティアガイド活動が実践されています。
児童・生徒によるボランティアガイド活動は、「将来の地域づくりの担い手の育成」、「児童・生徒の旅をする心を育む」などの観点から有意義な活動であることから、観光庁では、その普及促進に努めております。
「児童・生徒によるボランティアガイド普及促進事業」について
平成19年度に「児童・生徒によるボランティアガイド活動の先進事例調査」を行い、平成20年度には、関係団体への調査を実施すると共に、全国4地域(北海道・松前、青森県・八戸、滋賀県・湖北、鹿児島県・鹿児島)において普及モデル事業を実施し、成果と課題について検討を行いました。
平成21年度は、平成19年度の調査事業、平成20年度の普及促進事業の成果も踏まえ、[1]シンポジウムの開催による取り組み課題の共有、[2]平成20年度につづくモデル事業実施を通じた課題と対応策の深掘り、[3]モデル事業成果を踏まえたノウハウの共有(手引き書の作成)に取り組みました。

平成21年度事業の流れ
児童・生徒によるボランティアガイド手引き書について
平成21年度の児童・生徒によるボランティアガイド事業では、国内の各地域において、取り組まれているボランティアガイドの実際の活動から、その考え方や手法、留意点などについてまとめるとともに、より多くの地域において児童・生徒によるボランティアガイドの取り組みが進められることを狙いとして、「指導者向け手引き書」ならびに「児童・生徒向け手引き書」を作成しました。
観光庁 観光人材政策参事官室
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