観光関連施設における外国語表記について実態調査を実施~「外国語表記の手引き」を作成しました~
最終更新日:2020年3月17日
観光庁では、訪日外国人観光客の受入環境の向上に向けて、観光関連施設における外国語表記の誤訳等の実態について調査を実施しました。
調査により誤訳等が発生する背景を明らかにし、誤訳等を発生させないための改善点を整理しました。さらに、外国語表記の具体的なポイントを
まとめた「外国語表記の手引き」を作成しました。
今後、観光庁では、この手引きを事業者等の皆様に広く周知し、一層の外国語表記の改善、強化に努めてまいります。
実施概要
<調査期間>
令和元年10月~令和2年2月
<調査対象>
・調査施設:観光関連施設(飲食店、小売店、観光施設等)
・調査言語:英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語
<調査内容>
■実態調査
外国人目線により誤訳等の実態を把握し、誤訳を生み出しているメカニズムを翻訳手法、実施体制、支援体制の3つの視点で検証し、現地調査の実施の視点を整理。
■現地調査
東京、広島の2地域で観光関連施設の訪問調査(計136施設)を実施し、外国語表記及び翻訳の背景を把握。
調査結果の整理
調査結果から誤訳等が生じるメカニズムを検証し、外国語表記の実態をパターン化しました。また、パターンに応じた「目指すべきレベル」を設定し、
レベルごとの改善のあり方を整理しました。
さらに、事業者等の皆様にご活用いただけるよう、外国語表記の具体的なポイントをまとめた手引きを作成しました。
詳しくは、下記の「日本国内の観光関連施設における外国語での表記改善のための実態調査事業概要」及び「外国語表記の手引き」を
ご覧ください。
観光庁 外客受入参事官室
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