東日本大震災直後、冷え込んだ国内旅行需要を喚起し、地域の経済活性化、交流拡大による日本の魅力の再発見、多様なライフスタイルの実現等を図るため、観光庁は、今年の夏休みを迎えるに当たり、2011年4月21日からスタートしている官民合同の「がんばろう!日本」国内旅行振興キャンペーンを7月13日(水)から大幅拡充いたします。
今回、社団法人日本観光振興協会が運営する「キャンペーンポータルサイト」に耳よりな情報等を集約するとともに、新聞、ポスター、インターネット等を通じて同ポータルサイトへの誘引を図ります。この他、写真、動画、口コミ情報なども活用して、国内旅行に出かける機運を盛り上げてまいります。
国内旅行振興キャンペーンポータルサイト(運営:社団法人日本観光振興協会)
(http://kokunai.nihon-kankou.or.jp/)
○主要事項
(1)復興に寄与するための東北・東日本への旅行の推進
観光庁は、旅行会社等に対し東北・東日本への旅行を促す商品ラインナップの充実をお願いしています。こうした商品情報を「キャンペーンポータルサイト」において取り上げる他、東北・東日本の観光地の情報や祭りを含むイベント開催情報等について、以下の取組等とも連携し、「キャンペーンポータルサイト」を通じて広く発信していきます。
[1]東北観光推進機構による「東北観光復興ポータルサイト」との連携
(http://www.tohokukanko-fukkou.jp/)
[2]Yahoo! JAPANによる東北地方観光支援特集サイト「行こう 出かけよう 東北を元気に!」との連携
(http://event.yahoo.co.jp/tohokukanko/index.html)
[3]社団法人日本観光振興協会関東支部による「関東観光情報ポータルサイト」 との連携(http://www.welcome-kanto.jp/)
(2)宿泊旅行の推進
観光庁は、今年の夏休みをターゲットとして、観光・交通分野の民間事業者等と一体となって、「日本の夏を元気に、旅で笑顔に。」のキャッチフレーズの下、宿泊旅行を強力に推進していきます。
特に、3泊以上の宿泊旅行について、このキャンペーンに賛同し、通常よりも一層の旅行者への特典付与がある旅行商品・プランを「キャンペーンポータルサイト」において、「3泊以上のおすすめ旅行」と露出を高めて発信していきます。
また、電力需給対策の一環として、産業界において休業・休暇の長期化・分散化の取組が進んでいますが、更に一歩進めて、取得した休暇を活用して、長期滞在型をはじめとする宿泊旅行に出かけていただきたいと考えております。そのため、「キャンペーンポータルサイト」内で、長期滞在型旅行メニューや地域情報の紹介を行います。
(3)「夏旅!」作文コンテスト
全国の小中学生を対象に、夏休みに「旅をして、気づいたこと、見つけたこと」をテーマに、作文コンテストを実施します。優秀作品の中から、「観光庁長官賞」「日本観光振興協会長賞」「全国連合小学校長会長賞」「全日本中学校長会長賞」の各賞を授与し、一般社団法人日本旅行業協会の協力により旅行券を賞品として贈呈します。
(4)参加型コンテンツ「日本再発見。~もう一度日本を見つけよう~」の開設
「キャンペーンポータルサイト」内に、サイト訪問者が、とっておきの日本の情報を投稿し合う参加型コンテンツ「日本再発見。~もう一度日本を見つけよう~」を開設します。このコンテンツを通じて、消費者の皆様に、旅行に出かけて頂き、日本の魅力を再発見して頂きたいと考えております。キャンペーン賛同事業者のご協力により、参加者には抽選で航空券や旅行券が当たるといった魅力的な内容も用意し、このコンテンツにより、「キャンペーンポータルサイト」の魅力を高め、消費者の誘引を図ってまいります。