訪日外国人消費動向調査(4-6月期)~震災後初の実査による調査結果の発表~
最終更新日:2011年8月31日
◆訪日外国人全体の旅行消費額は約1,208億円、前年同期比で46.9%減
◆訪日外国人一人あたりの旅行中支出額は111,128円で前年同期と同水準
◆訪日外国人の満足度は高く、92.8%が再訪を希望
◆観光目的の訪日客の比率が減少。特に東北・関東では大幅減
1) 訪日外国人消費動向調査の結果概要 (別紙1参照)
◆訪日外国人全体の旅行消費額は約1,208億円、前年同期比で46.9%減
- 訪日外国人全体の日本国内での旅行消費額は約1,208億円で、前年同期の2,274億円に比べ46.9%減、前期の1,976億円に比べ38.9%減と大幅に減少。訪日客数の大幅減少が要因。
- 国籍別の旅行消費額は、[1]中国299億円(構成比24.8%)[2]韓国168億円(同13.9%)[3]台湾167億円(同13.8%)[4]米国146億円(同12.1%)[5]香港37億円(同3.0%)であり、上位5カ国で全体の67.6%を占める。
◆訪日外国人一人あたりの旅行中支出額は111,128円で前年同期と同水準
- 訪日外国人が日本国内において支出した一人あたりの旅行中支出額は平均111,128円であり、前年同期の104,003円、前期の113,187円とほぼ同水準。
◆訪日外国人の満足度は高く、92.8%が再訪を希望
- 訪日旅行の満足度については、「大変満足」44.0%、「満足」44.7% で、あわせて88.7% が満足。
- 再訪意向については、「必ず来たい」60.7% 、「来たい」32.1% で、あわせて92.8% が再訪希望。
2) トピックス 『震災後の客層と消費動向の変化』について(別紙2参照)
◆観光目的の訪日客の比率が減少。特に東北・関東では大幅減
- 東日本大震災後、初の調査となる今期は、「観光・レジャー」目的の訪日客の比率が全体の41%となり、前年同期の60%から大幅に減少。
- 観光目的の訪日客比率は東北エリアが前年同期の36%から10%に、関東エリアが55%から35%に大幅に減少。
- 訪日5回以上のハードリピーターの比率が上昇。
- 「マンガ・DVD・アニメ関連商品」、「服・かばん・靴」の購入者単価は上昇。
詳細については下記ホームページをご覧ください。
観光庁観光経済担当参事官付
神山、北島、鈴木、湯原
代表 03-5253-8111(内線27-212、27-216)
直通 03-5253-8325